今週の Windows Insider Program は全体的に更新が入っています。
Releaser Preview Channel は Build 22621.1483
Dev Channel は Build 23419
Beta Channel は Build 22621.1470 と 22624.1470
Canary Channel は Build 25324
となっています。
今回、 Releaser Preview Channel に Microsoft アカウントの通知が Windows ボタンのアカウント切り換えに搭載されました。
しかし一部ユーザーから先行配信を行うようで、これだけ聞くと旧 Dev Channel の機能が移植されたという感じです。
ほか、 Bing Chat への対応などが歌われていました。
Dev Channel ではライブカーネルダンプについて述べられていました。
これ、旧 Dev Channel の Build 25276 でもアナウンスがあったものです。 Build 23XXX 系に入るようになった。という感じですね。
そのほか、 USB4 への対応がアナウンスされていました。(といっても、設定アプリに接続されている USB4 ハブとデバイスのツリー表示がなされるようになった程度の対応となっているようです。)
USB4 は 2019 年ころからありますが、 Windows ではあまり明示されてこなかったイメージがあるので、これを機に普及に拍車がかかるかもしれませんね。
更に Windows 11 リリース時からオミットされていた時計の秒表示に関する開放が入っています。設定アプリ - 個人用設定 - タスク バー - タスク バーの動作に、秒を表示する機能が追加となりました。(旧 Dev Channel にあったやつですね)
これをセットしておけばいつでも秒の確認ができるようになります。
また、 Dev Channel 向けの ISO が準備されています。
Beta Channel も同じように USB4 対応と秒表示といった点がめぼしいところでしょうか。
Canary Channel は今回よりサイレントリリースの対象のはずですが、機能が増えたためアナウンスも行われました。
ウィジェットの表示を徐々に改め、 3 列表示かつウィジェットとフィードとをグルーっピングで分ける方針を試しているようです。
これは一部のユーザーからとのことで、私はまだ使えませんでした。
私の環境ではいつの間にか、ウィジェットのホームボタンの横にアイコンが増えていました。
動画マークは前に見た記憶があるのですが、その横のゲームとショッピングは記憶にないんですよねぇ、、、
それぞれブラウザーで Microsoft Start ( MSN )に遷移するようになっています。
USB4 サポートは Dev Channel と同様に組み込まれています。
さらに SHA3 系の暗号化に対応するライブラリの更新と、パスワードのコピーアンドペーストを行ったときに警告を発する機能が追加されたようです。
警告機能は Windows セキュリティのアプリとブラウザー コントロール内にある評価ベースの保護でフィッシングに対する保護を有効化しておいたときに発動します。
最後にちょっと一文が記されているだけなのですが、 Canary Channel ではごみ箱にファイルを移動させるときの計算が早くなったとのこと。
ごみ箱に大量ファイルを一度に移動させると出てくるダイアログ、結構邪魔に感じていた人が多いのではないでしょうか。この辺りに改善が入るとのことなのでちょっとうれしい感じです。
Canary Channel も ISO リリース対象になっているので、必要な方は新規インストールも可能になりました。
https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewiso
そんな感じなので選べる ISO がかなり多くなっていますねぇ、、、
並べてみると、 Release Preview Channel の Build と Beta Channel の Build の番号が逆転していますね。この辺りも今後どうなるか気になるところですね。
音楽:ゆめのこもりうた