Microsoft 365 Stream の提供終了時期が確定しました

2024 年 2 月 15 日をもって Microsoft 365 における動画ホスティングサービスとなる旧 Stream のサービスが終了することとなったようです。

2023 年現在、 Stream は 2 系統に分かれており、 SharePoint ベースの新 Stream と動画配信サービスライクな Stream クラシックが用意されています。

このうち Stream クラシックが終了となるわけですね。

以下のアドレスから入るアプリです。

https://web.microsoftstream.com/

実際、 SharePoint 版の Stream が出てきた背景としては Teams などのレコーディングが Stream となっていることで、外部のユーザーと共有しにくさがあった Stream クラシックが使われなくなってきていたということがあるのかと思われます。

ディスクサイズも動画だからか、個別に用意されていたため、使いにくさがあったことは否めないのですよね。

SharePoint 版であれば権限の付与もファイルの出し入れも容易なので、こちらを伸ばしていきたいということなのでしょう。

今後は以下の Lean にあるように段階を踏んでサポートを終えていくようです。

以下の早い Q1 CY2023 と書かれている部分が今回のタイミングということになります。

2023 年 5 月 15 日をもってファイルのアップロードがブロックされるようなので、 Stream を利用されている方は早めの SharePoint 移行を計画立てておく必要がありそうです。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/stream/streamnew/stream-classic-to-new-migration-overview?WT.mc_id=M365-MVP-5002496#upcoming

ちなみに Stream ライブも追って終了がアナウンスされるようなので、こちらも Teams ライブへの移行を検討しておく必要がありそうです。

Stream が SharePoint ベースとなることで、以下のライセンスも廃止になるのかと思われます。今までも廃止になったライセンスの付与はしばらくできていたので、急になくなることはないと思いますが、ライセンス付与ツールなどを利用している場合は注意しておいたほうが良いかもしれません。

ここのところ SharePoint の名前を聞く比率が高まってきた気がします。

今まで様々な場所に分断されていたデータが、 SharePoint に集まりつつあるという感じでしょうか。

そのほうが ExpressRoute 経路の利用などで悩まなくて済むので、管理側は楽になるのかもしれません。

この機会をうまく活用していきたいですね。

音楽:約束はいらない