Windows 11 の Insider Preview Dev Channel を利用している環境でのみ利用できるとのことなのですが、 Winaero Tweaker にてステッカー機能という隠し機能の設定が行えるようになったようです。
このステッカー機能は Winaero を導入しなくてもレジストリの設定で利用できるようになるようなので、設定していきたいと思います。
そもそもですが、ステッカー機能とはデスクトップに決められたステッカーを貼るだけの機能なので、現状あまり面白い使い道はありません。しかし今後の機能拡張の中では面白い機能になりそうなので取り上げてみました。
まずレジストリエディターを起動します。 検索窓に regedit と入力すると起動することができます。
続いて以下のキーに移動しましょう。
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\PolicyManager\current\device
ここにキーを作ります。
キー:Stickers
更に以下を追加します。
種類:DWORD
名前:EnableStickers
値:1
このような形になれば OK です。
すると、デスクトップを右クリックしたときに、「ステッカーを追加または編集する」という項目が増えていることに気が付くと思います。
これを押すと、このようなファンシーな感じのステッカー選択画面が表示されるので、任意の項目を選択することでデスクトップにステッカーを配置できるようになります。
ステッカーのサイズは可変なので、好きなサイズに整形して終了すれば完成です。
以下のように、壁紙とアイコンの間に入るようなイメージですね。
ちなみにこのステッカー、一度設定画面を閉じると背景と合体するようです。
(編集は可能でした。)
背景を Windows スポットライトに変更しようとしたところ、ステッカーがはがれてしまいました。
この辺りはどちらを取るか。という感じになりますね。
また、どうも 2 画面にしていると利用できないようなので注意してください。
ちょっとした遊び心のあるステッカーですが、今後 Active Desktop みたいな機能が復活するという話もあるので、その時はもっと使い勝手の優れたものとして出てくる可能性がありますね!
音楽:凱旋