メールを眺めていたら、おもむろに Azure StorSimple のサポート終了が 2022 年 12 月 31 日に行われるという案内が入ってきました。
残念ながら Azure とハードウェアを絡めた当時画期的だった機能はこれで終了となる形です。
いきなり StorSimple といわれても何のことわからない人が大半かと思いますが、これは Azure を拡張ストレージと見立てて手元のストレージサーバーを無限に拡張できるといううたい文句で発売されたものですね。
以下にわかりやすいイメージすが載っています。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storsimple/storsimple-overview?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
上記サイトにはこのサポート終了は書かれていなかったので探してみたところ、以下の docs 上で案内されているようでした。
なんでトップにないのかはご愛敬な感じでしょうか。
この StorSimple 、面白い仕組みだったのですがハードウェアへの依存が重かったのかと思います。
そのため、同じような思想で Azure File Sync が Windows Server の機能として搭載された形なんですよね。上記の docs に表が入っていますが、並べてみるとわかりやすいですね。
ここに書かれている Azure Stack Edge は昔 Azure Data Box Edge と呼ばれていたものなのですが、これもハードウェアで提供されるものですね。 CPU のある StorSimple みたいなイメージのものです。
ハードウェアのサポート終了はソフトウェアの EOS と同じように追っておく必要があります。
特に保守部品がなくなると動かせなくなるので、ソフトウェアよりも放置した場合の問題点が大きくなるような感じもしますよね。
この StorSimple を使われている方はぜひ今のうちに移行を行っておきましょう!
音楽:rise