Microsoft 365 Power Automate の旧 Dataverse コネクタが EOS となるようです

Microsoft 365 メッセージセンターに新たなサポート終了の話が舞い込んできました。

今度は Logic Apps や Power Automate で利用される Dataverse 向けのコネクタです。

Dataverse ってまだ現役だと思ってた。と感じた方は正解です。 Dataverse もこの間まで CDS と言われていたのですが、その当時のコネクタが終了となるとのこと。名前が変わったときに新しいコネクタが用意され、今までのものはレガシーという形で整理されて残っていた名残です。

まずは 2022 年 6 月 30 日から非推奨とし、Logic Apps では 2022 年 10 月 31 日まで構築可能となるようです。その後 2023 年 10 月で利用不可となる、 1 年越しの計画となっています。

逆に Power Automate では 2022 年 11 月 25 日まで作成でき、 2023 年 5 月 31 日で終了という流れですね。こちらは理由はわかりませんが、少し早く終了となる感じですね。

ちなみにこの話、 docs を調べてみたのですがまだ触れられていないような感じです。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/connectors/commondataservice/?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

一言 Logic Apps がサポートしているうちは使えます。とだけ書かれていました。

コネクタが新しくなったのは 2021 年 4 月頃だったと思うので、それ以前から CDS や Dataverse への接続を行っていた場合は要注意です。

念のため確認を行っておくとよいでしょう。

個人的にちょっと恐れていた話なのですが、エンドユーザーがある程度自由に作っているであろう Power Automate なので、この手の更新が行き届くのかはちょっと注視しておく必要がありそうです。

システムの宿命ではありますが、一般の人がどこまで追随でき、アナウンスが浸透するのかという視点は今後の EUC の在り方に関連してくるのではないかと思います。

音楽:クリケット