最近は Windows10 へのログインから SSO で Microsoft 365 までつながるため、見る機会がめっきり減ってしまったログイン画面に、認証方法を選択する機能が追加されていました。
https://login.microsoftonline.com/
サインインオプションですとなっていますね。これを押下すると、セキュリティー キーでサインイン、 GitHub アカウントでサインイン、組織へのサインインの 3 種類からサインイン方法を選ぶことができるようになっていました。
上から、セキュリティーキーを選ぶと USB を差し込むように指示が出ます。
これは FIDO2 の動作ですね。 Edge は FIDO2 に対応しているため、認証用のダイアログが表示されるという訳です。
逆に FIDO2 非対応の Internet Explorer で開くと、以下のようにセキュリティー キーでのサインインボタンが表示されません。
続いて GitHub です。
これは GitHub をマイクロソフトが買収した賜物でしょう。
こちらは GitHub Enterprise ではなく個人用のアカウントでログインできるようです。
サインインすると OAuth の承認が面が表示されます。
メールとプロファイルのみを連携することなるようです。
最後に組織のサインインです。
これは動作がよくわかりませんでした。
組織の検索画面が表示され、ドメイン名の入力を促されます。
この後は標準的なログイン画面に遷移していくだけとなっているようです。
確証は取れなかったのですが、おそらくこの機能は複数同時にサインインするための機能に思われます。
試しにサインイン後にワッフルアイコンから SharePoint に遷移してみたところ、以下のアカウント選択が目が表示されました。
最近は複数の Microsoft 365 サイトとのやり取りも多くなってきているため、こういった同時にログインできる機能は利用機会が多くなっているのかもしれません。
うまく利用して Microsoft 365 を活用していきたいですね。
音楽:バベルの塔