今週も Insider Preview が Dev Channel にやってきました。
今回の更新は新機能のデビューはなく、既存の整理という形となっているようです。
前回エクスプローラーから 3D オブジェクトが消えたという話題がありましたが、そこに関連してか、 3D ビューアーと Print 3D が初期インストールから外れることになったようです。
こうやってアイコンを見ると、この 2 つは表示が異なっており、今後の扱いがちょっと見えちゃう感じですね。
なお、初期インストールから外れるだけで、アプリストアには残り続けるため、利用していた方はあまり意識しないでよいかと思われます。
これら 2 つのアプリは以下のストアサイトから入手可能となっています。
3D ビューアー
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/3d-viewer/9nblggh42ths?activetab=pivot:overviewtab
Paint 3D
また、数式入力パネルという、手書きで数式を入力するための機能が EOS となったようです。
数式入力パネルはなかなか使いどころがなかった機能なので、サポートの観点などから外されたのかと思われます。
ファイルは mip.exe という名前だったはずなので検索してみたところ、やはりリカバリ領域にのみ存在する形になっており、削除されたことがわかりました。
この機能を利用したい場合、 Excel の描写タブからインクを数式に変換を押すと使えるので困る人はこの方法を覚えておきましょう。
ただ、数式認識エンジンがインストールされている必要があります。
今は標準インストールされていますが、そのうちオプションに変わるかもしれないので注意しておいた方がよさそうです。
今回の更新は組織向けにインストールしているケースでは、新規に配布した人と昔の PC をバージョンアップして使っているケースとで導入されているアプリが少し変わるということになり、注意が必要そうです。
そのほか、ニュースと興味が一時的に削除されたり、 Win + V の書式なしコピーがすべてのユーザーに提供されたという案内もありました。
クリップボードの Win + V は三点リーダー押下時の動きがなんだか早いです。実際に動かしてみるとわかりますが、押下後一瞬タメがあった後に一気にスライドする形です。
今までの Windows にはなかったタイプの表示のため、ちょっと新鮮味がありますね。
なんだかんだ言って Windows10 ももう 6 年。機能の取捨選別はあるものとして導入計画を行っていきましょう。
音楽:Milestones