Windows10 にはたくさんの設定項目がありそれに紐づいて様々な場所に設定値やログが点在しています。
これらを一元で確認するために、管理ログ ファイルのエクスポートという項目があるのをご存じでしょうか。
設定アプリのアカウントより職場または学校にアクセスするメニューから遷移することができます。
関連設定にある管理ログ ファイルのエクスポートから遷移する形ですね。
このリンクを押すと、 Users\Public\Documents\MDMDiagnostics にファイルをエクスポートできることが分かります。
エクスポートボタンを押すと、成否の表示は出ませんが、このアドレスに cab で圧縮されたファイルが出力されています。
日本語の環境の場合は「パブリック」といった感じにカタカナ表記となっているケースもあるので注意しましょう。
この cab ファイルを展開してみると、 html ファイルなど様々なファイルが入っていることが分かります。
ログと設定に分かれるのですが、今回はそのうち設定情報をサマリーした MDMDiagHTMLReport.html を開いてみましょう。
これを開くとかなり大量の設定項目(ポリシー設定)が現れます。
設定の一覧を見るのにはこれが一番簡単かもしれません。
そのほか、イベントログやレジストリのダンプなど、たくさんの情報を取り出すことができます。
残念ながら情報のインポートはできないのですが、うまく活用すれば設計書代わりに利用ができますね。
管理ログのエクスポート、覚えておいて損はないと思います!
音楽:うずもれ