少し先の話題にはなるのですが、 Yammer において 2022 年 7 月以降 IP 範囲でアクセス制限を行う機能が EOS となることが決まったようです。
メッセージセンターの情報を見ると 9 月にはすべてのテナントで機能提供を終了することになっていますね。
この機能の場所を見ていきたいと思います。
まずは Microsoft 365 管理センターにアクセスしましょう。
すべての管理センターを表示すると Yammer の設定があるのでこの中に入ります。
https://admin.microsoft.com/?#/alladmincenters
すると Yammer の管理画面が表示されます。左ペインからセキュリティ設定を探し、押下します。
IP 範囲という項目が出てきました。この項目がサービス終了の対象ということですね。
この機能が利用できなくなると、 Yammer 単体で IP を用いたアクセス制限ができなくなります。組織利用ではこういった機能を活用して社内からのアクセスのみを利用可能としていることが多いのでちょっと影響が大きいかもしれません。
一応 Azure AD の条件付きアクセスの機能は利用できるので、今後も制限をかけたい場合は条件付きアクセスを利用するように変更が必要となります。
条件付きアクセスは Azure AD Premium P1 以上が必要となります。 Microsoft 365 E3 でも利用できるということですね。
条件付きアクセスの詳細は以下の docs を見るとどのような機能変わると思います。
条件付きアクセスはそのほかの Microsoft 365 機能も制御できるため、ぜひ利用を検討されてはいかがでしょうか。
音楽:虎と龍