2020 年 10 月に Exchange Online の基本認証がなくなり、モダン認証での認証が必要となるという話を何度か行っていますが、そろそろ動きが本格化してきたようです。
http://mitomoha.hatenablog.com/entry/2020/02/21/031214
以下の記事で基本認証になっている通信の有無の判断方法が記載されています。
現在は Azure AD Premium でのみ提供されているログインログを拡張し、 Free 版の Azure AD を利用しているケース( Office 365 のみを利用しているケース)への対応を考慮しているようです。
現時点ではまだ機能が有効化されておらず、 Azure AD Premium を持っていない場合は 403 エラーとなってしまいますが、間髪おかずにログが参照できるようになるとのこと。
https://portal.azure.com/#blade/Microsoft_AAD_IAM/ActiveDirectoryMenuBlade/SignIns
これは頼もしい機能拡張ですね。
ちなみにログの中にある Client app のフィルターを行うことでモダン認証になっているか判断できるようです。この列の値が Mobile Apps and Desktop Clients だとモダン認証、それ以外は基本認証としてとらえればよいようです。(逆に言うと、今後は判断つかなくなるということですね、、、ちょっと微妙。)
近年は 2020 年の EOS では Windows7 を中心に取り上げられてきましたが、 Office 2010 の EOS と合わせて、基本認証の EOS についても意識を深めていきたいところです。
音楽:さすらいのカウボーイ