Windows Server 2016の時にWSUSのインストール方法を見ていきましたが、Windows7のEOSが近づく中で、WSUSの需要が再度高まっている感もあり、Windows Server 2019で再度取り上げてみたいと思います。
【Windows Server 2016でのWSUSインストール方法】
http://mitomoha.hatenablog.com/entry/2016/10/24/013628
最初に述べておくと、インストール手順はWindows Server 2016のころと変わりありません。
しかしながら、.NETのバージョンが上がっているなどで一部導入機能が変わっているため、 2019バージョンを見ていきたいと思います。
まずはサーバーマネージャーを起動し、役割と機能の追加を行います。
右上の管理メニューから実施するのが簡単ですね。
続いて追加する機能を選択するウィザードです。
機能の選択までは 特に迷いなく進んでいくことができると思います。
ウィザードの説明が最初に表示されますが、そのまま飛ばしていきましょう。
インストール種類の選択ですが、役割ベース、機能ベースのインストールを選択します。
リモートデスクトップサービスのインストールはVDI用なので今回はスルーですね。
続いてサーバーの選択です。
導入したいサーバーを選ぶのですが、ここはローカルサーバーなので最初に選ばれていたものを選択していきます。
ようやくWSUSのインストールです。Windows Server Update Servicesを選択しましょう。
これを選択すると前提条件のインストール選択となります。
そのまま機能の追加を行っていきます。
.NET Frameworkは4.7に更新されていますね。 違いがあるのはその程度でしょうか。
そのまま次へ進んでいきましょう。
次は機能の追加です。
初期状態のまま進んで問題ありませんが、追加でインストールしておきたい機能があればここで選択しておきます。
役割としてWSUSを追加したため、WSUSの追加設定を行う必要があります。
設定としては、WSUSのデータストアをWIDにするかSQLにするかの選択です。
取り回しはSQL Serverの方が簡単ですが、WIDでも問題ないでしょう。
続いて更新プログラム保存用の場所を選択します。
WSUSを利用する場合は通常そのサーバーからデータを取得させたいでしょうから、設定を行っておくことが必要です。
コンテンツサイズはWindows10関連を設定するとすぐにディスク枯渇するので、OSディスクとは分けて設定しておきましょう。
あとはIISの設定です。これもWSUS専用サーバーであればそのまま次へ進んでいけば問題ありません。
別の用途がある場合は個別設定を行っていきます。
最後に確認を行い、インストール前の作業は完了です。
そのままインストールボタンを押していきましょう。
インストールは10分程度で完了します。
インストール終了後はサーバーマネージャーに注意喚起が出ているので、展開後構成を起動するため、インストール後のタスクを起動するボタンを押しましょう。
押してしばらくすると構成が完了した旨が表示されますが、おそらくそれだけではだめで、手動で起動していく必要があります。
設定については次回詳細をお伝えしていきたいと思います。
音楽:カタリーナ