Office365 TLS1.2対応に伴う旧暗号化プロトコルでの接続について

Office365では、TLS1.1以前の接続方法について、2018年10月をもってサポートしなくなっていますが、TLS1.1以前を廃止する日程はまだ未定となっています。

この状態がずっと続くわけではないのですが、まだいつ停止になるのかはわからないといった状況です。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4057306/preparing-for-tls-1-2-in-office-365

そんな中、2019年1月より、TLS1.0、TLS1.1、3DESといった旧来のプロトコルを用いたセキュアアクセスがあったかどうかを検知するためのレポーティング機能が提供されることが発表されました。

またそれに合わせ、3DES暗号方式は2019年2月28日をもってサポート対象がとなることが決まったようです。

このサポート対象外はおそらく接続ができなくなることを意味するのかと思います。(3DES暗号方式はTLS1.0以前のSSLv3で用いられていた方式のため、すでに利用している人が極端に少ない状況となっているはずです。)

レポート形式がどのようになるのかはまだ発表されていないのですが、それぞれのアクセス状況がわかれば、TLS1.2のみになっても問題は起こらないというのがわかるようになるはずなので、早い段階でそれらが判断できるようになるとありがたいですね。

音楽:Very little wishes