タイトルが非常にわかりにくく申し訳ないのですが、Office365では、UPNというものでユーザーを識別します。このUPNなのですが、一意であることを保証する識別子であるにもかかわらず、変更することができる値となっています。
この相反する特性があるUPNですが、OneDriveでは接続用URLにこのUPNが含まれていたりします。以下のような形ですね。
https://テナント名-my.sharepoint.com/personal/UPN
このような形態なので、UPNを変えるとアクセス先が変わることになり、接続先を意識するアプリなどでは設定を変えてあげるなどの対応が必要となったりします。
こういったURLの特性や、OneDriveアプリの動作など、UPNを変更した際のをまとめたサイトが以下に公開されていました。
How UPN changes affect OneDrive | Microsoft Docs
こうやって見てみると、UPNを変更すると基本的にいろいろなものが動かなくなるのがわかりますね。
逆に、設定をきちんと変更させていけば、UPNを変えていっても何とかなる。ということがわかりますね。
ここではSharePointやOneDriveを中心に説明しているため、SkypeやExchange、Teamsで起こりうる問題などは記載されていませんが、参考にはなると思うのでUPNを切り替えようとしている方は一読することをお勧めします。
音楽:紅葉ヶ谷