Office365 TLS1.0/1.1での接続が2020年5月に利用できなくなるようです

ネットワークデータの暗号化に関する歴史は、数年おきに古いものが利用できなくなっていくというものの繰り返しでした。

この繰り返しはまだまだ続いており、この2020年5月末でTLS1.1方式のサポートを行わなくなるようです。

https://docs.microsoft.com/en-us/office365/troubleshoot/security/prepare-tls-1.2-in-office-365

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TLS1.0/1.1が接続できなくなると、Windows Server 2008等のWindows7世代の標準状態ではOffice365にアクセスできなくなります。

パッチが出たこともあり、本当にサポートができない状態となるのはWindows XP世代なのですが、詳細は以下の資料を見ておいた方が良いかもしれません。

https://blogs.msdn.microsoft.com/kaushal/2011/10/02/support-for-ssltls-protocols-on-windows/

止まるというアナウンスは去年から何度もされていましたが、いざ日が決まってくるとあわただしく動いていく契機になりますね。

わすれてしまうとバッチなどのシステムが止まることも考えられるので、問題を忘れないうちに対策の予定や確認などを進めていくようにしたいところです。

音楽:Vesper Bell