Windows10 1809でファイルが消失する問題の原因がわかりました

Windows10のファイル消失問題ですが、昨日の今日で問題が切り分けられ、改修が進んでいるようです。

結果、新たにInsider PromgramにBuild 17763.17 (KB4467228)が配信され、動作試験される流れになっています。

今回発生していた問題ですが、詳しくは以下に記載されていますが、ユーザーフォルダをKFRを利用して移動していた場合に発生したようです。

Updated version of Windows 10 October 2018 Update released to Windows Insiders - Windows Experience BlogWindows Experience Blog

おそらくですが、以下エントリで紹介した自動保存でのOneDrive利用を行った場合が該当するのかと思います。

Windows10 OneDrive デスクトップフォルダなどのクラウド同期が行えるようになります - ()のブログ

エントリ中の画像にて説明すると、以下のようにファイルが消えた状態にした場合、古いデスクトップフォルダが消去されるという事態が発生していた模様です。(古いデスクトップ上のファイルはもとの位置にあるのですが、デスクトップをOneDriveのフォルダに移動したため、データがなくなったように見えている状態です。)

【このデータのあるフォルダ(Cドライブのユーザー配下のDesktopフォルダ)が消える対象です】

【OneDriveで自動保存を行っておくとKFRの機能を利用してCドライブのユーザー配下のOneDrive下にあるDesktopフォルダがデスクトップとなります】

今回の改修でこの問題が解決されたようです。
Insider PreviewのコンテンツをSkipaheadにせず(いつの間にかアクティブな開発に名前が変わっていますね)に頻度をスローにすることで、この問題への解決バージョンを受け取ることができます。

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KB4454330が該当の問題修正パッチのようですね。

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この問題はちょっと前からフィードバックHub上でも話題となっていたのですが、問題に対して議論が進まないままリリースに突入したという状態だったようで、こういった問題を減らすためにフィードバックHubに重大度のフラグを持たせ、開発側が意識を向けやすいように改善を図っていくとのことでした。

起きてしまった問題はうまく復旧できるように事を進めてもらいたいですが、その先を見据えて同様な問題を起こさないように改善を進めていってもらいたいですね。

音楽:Didn’t it Rain