OneDrive for Business は 1TB ものデータを格納することができます。
それだけ量がおけるため、データのメンテナンスはおざなりになりがちです。
おざなりにしていてもそう簡単に枯渇させることは無いのですが、そうはいってもデータがどこにどれだけあるのかはおさえておきたいところですよね。
そういった際に活躍するのが、記憶域メトリクスという機能です。
これを利用すると、 全体のディスク容量に対するフォルダ内のファイルサイズ割合や現在のファイル容量に対するファイルサイズ割合がわかるようになっています。
早速画面を確認していきましょう。
まず、 OneDrive for Business の画面右上より設定画面を表示させ、 OneDrive の設定を押下します。
続いて左ペインよりその他の設定を選び、機能とストレージ項より、ストレージの測定基準を押下するだけとなります。
いつの間にかメニューが簡易化されていますね。。。
この画面に入ると、フォルダ容量がわかるようになっています。
OneDrive for Business だけでなく、 SharePoint でも同じ構成になっていることもあり、よくわからないフォルダがたくさんありますが、ドキュメントとなっているフォルダが実際のデータが格納されているフォルダなので、そこを中心に見ていく形となります。
合計サイズは、バージョン管理されていた場合の合計値が表示される形となっており、フォルダ内のファイルサイズよりも大きい値が表示されるケースがほとんどとなることに注意しておきましょう。
例えばですが、OneDrive 活用編.docx というファイルですが、 772MB もの容量となっています。
右側のバージョン履歴を押すと、以下のように展開され、最新バージョンのファイルサイズ 15.4MB に対して、かなり大きいサイズが設定されているということがわかるかと思います。
※この辺りは差分同期の保存方式と異なって、全量保持しているのですねぇ。
重複圧縮してくれると嬉しいのですが。
この画面、時々見るとファイルの傾向がわかり、面白くもあるので、ぜひ活用してみてください。
音楽:時間の砂