Office365 E3/E5を利用している場合Azure RMSが利用できますが、ライセンスを持っていても利用しない場合は以下の図のようにオフにすることができます。
特にAD RMSを利用している場合(オンプレの同様の機能)は、バッティングしないようにオフにしておく必要があります。
しかしながらこの2018年7月1日よりAzure RMSの機能が自動的に有効化される旨の情報が入ってきました。
Prepare the environment for Azure RMS and AD RMS | Microsoft Docs
Azure RMS および AD RMS 用の環境を準備する | Microsoft Docs
なぜか日本語サイトにはその情報は載っていないのですが、7月より自動的に有効化されるようになるので、AD RMS利用者は互換性維持のためにオフに設定するように。という方法が記されています。
AD RMSを利用しているケースでは6月中に以下コマンドをExchange Onlineに設定する必要が出てきます。
Set-IRMConfiguration -AutomaticServiceUpdateEnabled $false
以下に暗号化設定をExchange Onlineに行った際のPowerShellコマンドが記されているので、上記コマンドを最後に入力するようにしておくとよいでしょう。
Office365 Exchange Onlineの添付暗号化が新しくなったようです - ()のブログ
なお、AD RMSについてはAzure RMSへの切り替えを推奨されていることもあるので、どこかのタイミングでマイグレーションすることを検討しておいた方がよいかもしれません。マイグレーションについては以下にやり方が記載されているので検討を進めておきましょう。
音楽:龍馬