Office365 SharePoint Online HeroWebパーツについて

昨日の投稿でコミュニケーションサイトの作りが見えてきましたが、そこで利用されているHeroWebパーツ。

これは新参のWebパーツですね。
編集可能範囲は主にタイルの表示方法と数。
これらはWebパーツのプロパティとして管理されています。
表示方法は2種あり、タイルスタイルとレイヤースタイルです。
レイヤースタイルの3レイヤーが標準状態となります。

【タイルスタイル】

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【タイル数を増やすと横に増えます】

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【レイヤースタイル】

これが標準状態ですね。3つ、表示されています。

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【レイヤーを増やすと下に増えます】

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タイル、レイヤーともに1つから5つまでを選択できるようになっています。

続いて記述内容の編集です。記述内容を変える場合も、ページの編集からスタートです。
レイヤー、タイルの下側右側に白く表示された鉛筆マークを選択します。

【今度の鉛筆マークは白色です】

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【右下に鉛筆マークが!】

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押下すると右側にWebパーツのプロパティと同じように、レイヤー・タイルのプロパティが表示されます。

設定可能な大項目は以下の通りです。

  • リンク
  • 画像
  • オプション

【リンク(レイヤーケース)】

リンク、タイトル、説明文からなります。レイヤーの場合、右側に表示される内容です。

タイトルと説明文は文字数カウント機能付きです。カウントは実文字数で、バイト数ではなさそうです。ただし、サロゲートペア文字は2文字としてカウントされました。

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【リンク(タイルケース)】

タイルの場合、説明項目はなくなります。

その代わりタイトル表示の有無が選択可能となります。

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【画像(レイヤーケース)】

レイヤーケースでは画像とAlt文を選択できます。

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【画像(タイルケース)】

タイルの場合は画像なしで色のみを表示することを選択可能です。
色のみを選んだ場合の色はへんこうできない様でした。

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ユーザー設定を選び変更を押下すると、モダンタイプになってから見るようになった画像アップロード用のページに移動します。

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なお、自動選択された画像についてはどこから取得されるのかいまいちわかりませんでした。

【オプション(共通)】

オプションについては、レイヤー、タイルともに同じ内容となっていました。

画像選択した際のリンク先の名前ですね。
位置としては、リンクの下に置いておいたほうが良かったのではないかと思える内容です。

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このモダンSharePointサイトは、設定できることを極力シンプルにし、
エントロピーを落とさず、重要情報だけ伝えたい。という意図が見え隠れしますね。

このモダンサイトはまだ発展途上だと思われますが、どんどん利用していきたいと思えるような、意識づけがとても好感ですね。

音楽:Piano Bar I.