新しくなりつつあるSharePoint サイト群ですが、チームサイトとコミュニケーションサイトの二種類に絞ってテンプレート展開が行われています。
チームサイトはOffice365グループが展開され始めた時からあるのですが、コミュニケーションサイトは最近になって出てきた要素かと思います。内容を見ていきましょう。
まずはサイトの作成を押下し、作成を進めていきます。
新しいサイトの作成画面が表示されます。
うーん、とってもシンプルになってよい感じです。
コミュニケーションサイトを選んでいきましょう。
コミュニケーションサイトの作成画面です。
サイト名とサイトアドレスを入力します。
サイトアドレスは自動的に入力されますが、「サイト名」項目の中から英字をピックアップしてアドレスを決めてしまうので、意識して修正したほうがよさそうです。
昔のように日本語もURLエンコードしてサイト名にするようなことはなくなったようでなにより!
デザインの種類は3種から選択ができます。
【トピック】
【ショーケース】
【空白】
サイトの構成はこれで完了です。
今回はショーケースを選んでみます。
モダンな感じのサイトが作成されました。画像と文字の左右配置スタイルは最近頻繁に見かけるようになったものだと思います。
SharePointに取り込まれる速度が加速したと考えるとわかりやすいですね。
構造を見るために編集を進めていきましょう。
編集ボタンを押下して画像をポイントすると現れる左側のペンマークを押下します。
【ペンマーク】
レイアウトを変更する画面がでてきました。
モダンなサイトも実態はHeroWebパーツと画像ギャラリーだけで構成されていることがわかります。
【Hero Webパーツ】
【画像ギャラリー】
言い方は悪いですが、とってもSharePointらしくないサイトの構成ですね(笑)。
逆に、この方向性で作っていけるとなると、一般のWebデザイン者さんでもシームレスにSharePointサイトを作っていけるレベルに簡素化された感があります。
おそらくOffice365の広がりも踏まえ、SharePointのありようが再定義されたのかと思います。
この方向性だとSharePoint Portal Server2003ころに目指していたものに近いのかと。
原点回帰ですね。
使用可能なパーツも徐々に増えていますし、今後がさらに楽しみになるSharePoint Onlineに注目していきます!
音楽:Gataway