さて、Fall Creators Updateの現在の目玉機能、Story RemixですがBuild 16193より利用可能となりました。
Story Remixという名前が先行していますが実態はフォトの機能増強となるので、利用するにはまず「フォト」を立ち上げるところからとなります。
【フォトを起動】
【初期画面】
あくまでフォトの機能となるため、ピクチャとして利用するフォルダが認識されます。
上位に「新しいストーリーの作成」や、「この日」、「自動生成のアルバム」などが表示されます。
ストーリーは自動で生成されるものもあるようで、検出したストーリーをアクションセンターが教えてくれました。
また、AIを活用しているのでしょうか。ハッシュタグのようなものが自動的につきました。下は#工場となっているものがその対象です。(ただ、工場ではなくてアンパンマンミュージアムなんですけどね)
自動追加されたストーリーをクリックすると、スライドショーのような画面に。
ストーリーの視聴を押すと、編集モードに入ります。
ストーリーの編集を押すと内容の編集が可能です。
もちろんチュートリアル付き。
まだ未翻訳の場所も。
画面に対してモーションやキャプションがつけられます。
動画だとトリミングもできるようです。
iPhoneで撮った動画は、コーデックの問題か、表示されませんでした。
静止画部分では表示されていたのですが、、、
最後はそのまま投稿できるようになっています。
まずは手元のOneDrive向けですね。
そのうち、O365ファミリのSharePointや、Docs.comにも投稿できるようになるのでしょうか。
まだまだ出始めであるため、編集中に急に落ちるなど動作は安定しませんが、AI技術を使っている点など、意外に最先端感がひしひしと感じました。また、大枠はVista,7時にあったムービーメーカーに近いのかな。という感を持ちました。ムービーメーカーは2012年ころで開発が止まっているため、この手の機能復活は素直にうれしいですね。
ビジネス用途にはどう派生するかは見えませんが、工事現場などでの作業エビデンスの提出や、その確認に利用ができそうな感がします。AI精度があがったり、Exifなどの情報をうまく活用できれば、作業マップなどが作れるんじゃないかと。
Fall Creators Updateがどんどん楽しみになってきますね。
音楽:Folly fall