Office365 PowerAppsとFlowのライセンス改定が行われるようです

この2019年10月よりPowerAppsとFlowについて、新しいライセンスプランが誕生することになったようです。

https://docs.microsoft.com/en-us/power-platform/admin/powerapps-flow-licensing-faq

上記の内容を読むと、

PowerAppsでは、/App Planと/User Plan、Flowでは/User Planと/Flow Planとに分けられるようになるとのこと。

それぞれ以下の内容となっています。

PowerApps App Planでは、$10で2アプリを利用可能
PowerApps User Planでは、$40でアプリ数に制限なく利用可能

Flow User Planでは、$15で1ユーザーが無制限で利用可能
Flow Flow Planでは、$500で5flowまでユーザー数無制限で利用可能

今までのそれぞれのプランを比べてみましょう。

 

PowerApps

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Flow

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こうしてみると、機能差でのプラン提供ではなく、利用量でプランを選ぶことができるようになったということに感じられます。

要は選ぶための考慮点が少なくなったということかと。
FlowはもともとFreeエディションがあったりするのですが、これらがどういった扱いになるのかは、残念ながら読み解けませんでした。(ただ、Flow StandardコネクタのうちMS系のいくつかがPremiumに移動するようなので、残るようにも見えました。)

細かな情報は提供開始される10月には明らかになるのかと思います。

また、旧ライセンスのユーザーは、現在の利用期間が過ぎるまではそのままとなるようです。

これらを利用しているユーザーはこの情報を加味し、次年度更新の内容を検討していく必要がありそうです。

音楽:Blue Egg

Office365 Teamsに会議のメモを表示する機能が追加されていました

利用する権利を月額の定額で購入するOffice365。利用権ではあるのですが、機能が毎月増強されていくため、使っていく中で新しい機能を発見していくことも一つの楽しみとなっていきます。

Teamsもどんどんと新しい機能が追加されていっているのですが、今回はチーム会議に新しく機能が追加されていたので紹介します。

もしかすると前からあったかもしれませんが、自分が見えていなかった機能は新機能ということで笑

チームのチャネルより会議を開催していきます。
三点リーダーメニューを開くと、上の方に会議のメモを表示するという項目が。

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押下すると右ペインに個人用のメモを取ります。というのが表示されます。
個人用書いてありますが、メモは共有されるともあり、議事録係の議事に近い感じでしょうか。個人用のメモを取りますを押下してみましょう。

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すると、そのまま会議のメモが取れるように。
メモと記載のある所がタイトルで、その下に重要事項を書く形式になっています。

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早速入力してみたところ、上の方にフォント変更のパネルが。
見覚えがありますね。これ、、、

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会議を終わらせてみてみると、Wikiのマークでメモが取られていたことがわかります。
そしてタブもできていますね。

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中身はやはりWikiでした。
会話とは異なりスレッドにはなりませんが、議事録をとるのには最適ですね。
そもそもWikiを使って議事を起こしていたケースも多いのではないでしょうか。

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こういった機能をうまく活用して、業務効率を上げていければ本当に良いですね。

音楽:バンバンバン

Chromium版EdgeのFlash 削除のタイミングについて

世の中のブラウザがHTML5に対応し始めてから早数年。
HTML5が実装され始める前は、インタラクティブブラウジングが必要となる場合、Flashという技術をプラグインとして用いることで、動画の再生など今では当たり前に使っている機能を実現していました。
プラグインInternet Explorerでは一般的に利用されていたため、すぐに普及していった感がありました。

そんなFlashですが、HTML5が一般化した現在は脆弱性の温床として、徐々にクローズされていく運命にさらされています。

2018年3月に展開された以下の内容でもわかるように、2020年末にはIE11、Edgeの2ブラウザからFlashが利用できなくなるようにスケジュールされているのです。

https://blogs.technet.microsoft.com/jpieblog/2018/03/23/flash-roadmap/

一方、最近のマイクロソフトは両ブラウザを終息させ、Chromium版Edgeを標準化させていこうとしています。

このChromium版Edgeも、IE、通常Edgeと同様に2020年末にFlashが利用できなくなることがアナウンスされていました。

https://blogs.windows.com/msedgedev/2019/08/30/update-removing-flash-microsoft-edge-internet-explorer/#VwzdzxCzqvs56wd5.97

 

実際にはChromiumに準拠し、Flashを削除していく流れとなっているようです。

https://www.blog.google/products/chrome/saying-goodbye-flash-chrome/

IE11でのみ動くようなサイトはどんどん改修していくようにアナウンスが出ているのですが、Flashも合わせて終息させていくように舵を切り忘れないようにしたいですね。

音楽:Slasher than Bop

Windows10 Insider Preview 18970リリース

今週もWindowのs10 Insider Previewがリリースしています。

今週は20H1向けのリリースとなっています。
そろそろ19H2がロールアウトされる状況にもあるはずで、20H1向けの動きがどういった方向に気になりますね。

そんな状況ではありますが、今回も機能の向上が含まれていました。

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今回のリリースと関連するかわかりませんが、言語の追加が自動的に始まりました。
日本語中心だったので英語入力は特にインストールしていなかったのですが、このあたりのインストールが必要となるようです。これはInsiderだからですかね?

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今回のInsider Previewでは、タブレットモード時のタスクバーアイコンの幅が変わるなどの変更が入ったようです。
ただ、10%程度のユーザーに配布するということのようで、私の環境ではまだその状況は見ることができませんでした。
逆に、アプリを立ち上げたままタブレットモードに入ると、タスクバーにアイコンが表示されなくなるという状況が笑

タブレットモードをよく利用する方は今回のバージョンは厳しいかもしれません。

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通常表示は大きな変化はないので、一時的な問題だと思われます。

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また、回復アプリの中にWindowsをダウンロードし、最新版を使って回復させるというアクロバティックな設定が増えています。

設定 - 回復よりこのPCを初期状態に戻すの中にある開始するを選びます。

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削除するデータについてはどちらを選んでもよいようです。

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再インストール法として、クラウドから新しいWindowsをダウンロードして再インストールする項目が増えていますね。4GB程度のデータをダウンロードするということなので、通常のOSのISOダウンロードとも異なるのかもしれません。

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そのまま進んでいくとダウンロードが行われるようです。

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設定の変更を行うと、ダウンロードをせずに当初のOSで再インストールするという方法もとることができますね。

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進んだ際の文言は前のままですね。

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ダウンロードが入るため、今まで以上に時間がかかりそうですね。

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そのほか、バッテリー関連の設定を見ていたところ、新しい機能が追加されていました。
表示が一部変わったというところもあるのですが、下部に面白い項目が。

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バッテリーのアプリごとの利用量が見える化されていました。

おそらく今まであったCPU使用率と同じようなものだと思いますが、この方がイメージがつかみやすいですよね。
過去24時間と1週間を見ることができるようです。

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いろいろと項目が追加されてきており、ようやく新しいバージョンというイメージが強くなってきました。

このまま機能の増強が行われて行ってほしいですね。

音楽:プラチナ

Windows10 Chromium版 EdgeがBeta版にバージョンアップしていました

最近動きがなくなってきたなーと思っていたのですが、いつの間にかChromium版EdgeのBETA版がリリースとなっていました。

https://www.microsoftedgeinsider.com/en-us/download/

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この通り、Windows7系からmacOS版までリリースとなったようです。

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そのままダウンロードしていくとBetaのダウンロードに際する規約が表示されます。

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 Acceptしていくと、ダウンローダーを入手する形は変わらないようですね。
サイズは1.6MBとなっています。
ファイル名はMicrosoftEdgeSetupBata.exe。わかりやすい名前ですね。

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インストールを進めていくとこんな感じに表示されます。
アイコンはWebで表示されていたものと同様ですね。

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起動してプロセスモニタを見ていたのですが、全部で300MB程度の利用量となっているようです。

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実体はどこにあるのか見ていたのですが、Program Filesの32bit版がある場所となっていました。Devなどと同じようにEdge Bataと、種類が付いたフォルダ名になっています。サイズは全部で565MB。それなりのサイズですが、そこまで多いという感じではないですね。
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ユーザーデータもおなじでAppdata内ですね。
初期状態ではありますが30MB程度でした。

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Betaが出たことで、今後は6週間ごとに新しいバージョンが出るのかと思います。
また、どこかのタイミングであるであろう正規リリースも近いのかと。

ここまでくるとわくわくしてきますね!

音楽:幼き思い出

Office365 Teamsに会議の即時開催が追加されます

Microsoft Teamsでは、Skypeの跡を継ぎ、次々に会議系の機能が搭載されていっていますが、2019年9月より予定表からのその場会議の設定が行えるようになるようです。

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/roadmap?searchterms=54028&rtc=1&filters=&searchterms=54028

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現状、スケジュール表からは30分後が標準となった会議の設定を行うか、会議設定を行わずにやり取りを始める場合、チームとチャネルを選んで会話から会議を開催するという、どこを起点にするのか割と悩む感じでスタートする必要がありました。

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今後、会議の中からボタン一つで選択できるようになるようです。
いろいろと悩むことなく会議開催が行えるようになりそうですね。

スマホの通話で議論している最中に、PCのTeamsから会議を設定し、参加者を読んでいくというようなシナリオも考えられますね。

ちなみに会議を利用すると、画面の共有を行うことができますが、これ、スマートフォンタブレットの画面も共有することができます。
アプリの画面を飛ばすことができるので、自分だけ会議を開いて画面転送用に利用するという使い方もできたりします。

Teamsは連携の幅がかなり広いので、うまく使いこなしていきたいところですね。

音楽:Time to die

Office365 StreamがOffice365 Videoの代わりになるようです

Office365には、時代時代に沿って提供される機能が変わってくることが多々あります。
たとえばSkype for BusinessがTeamsになったりするような事象ですが、この事象はいろいろなアプリで発生しています。

今回はOffice365 VideoのEOSとStreamへの移行が近づいているという話を出てきています。

まずは以下を確認いただければと思います。

https://docs.microsoft.com/en-us/stream/migrate-from-office-365

現在はプレ移行期間となっている状況ではありますが、今後本格移行になるステータスが記されています。

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今後、Office365 Videoは収束していき、Streamが中心となる方向となっているので、Office365 Videoを利用されている場合、Streamへの移行を検討されておいた方がよさそうですね。

マイグレーションの手法なども記されているので、ぜひ検討を行っていただけれればと思います。

音楽:トルキア