世の中のブラウザがHTML5に対応し始めてから早数年。
HTML5が実装され始める前は、インタラクティブなブラウジングが必要となる場合、Flashという技術をプラグインとして用いることで、動画の再生など今では当たり前に使っている機能を実現していました。
プラグインはInternet Explorerでは一般的に利用されていたため、すぐに普及していった感がありました。
そんなFlashですが、HTML5が一般化した現在は脆弱性の温床として、徐々にクローズされていく運命にさらされています。
2018年3月に展開された以下の内容でもわかるように、2020年末にはIE11、Edgeの2ブラウザからFlashが利用できなくなるようにスケジュールされているのです。
https://blogs.technet.microsoft.com/jpieblog/2018/03/23/flash-roadmap/
一方、最近のマイクロソフトは両ブラウザを終息させ、Chromium版Edgeを標準化させていこうとしています。
このChromium版Edgeも、IE、通常Edgeと同様に2020年末にFlashが利用できなくなることがアナウンスされていました。
実際にはChromiumに準拠し、Flashを削除していく流れとなっているようです。
https://www.blog.google/products/chrome/saying-goodbye-flash-chrome/
IE11でのみ動くようなサイトはどんどん改修していくようにアナウンスが出ているのですが、Flashも合わせて終息させていくように舵を切り忘れないようにしたいですね。
音楽:Slasher than Bop