Office365を利用する中で、意識が必要となる制限事項がいくつかあります。
主なところでは以下のURLにまとまっています。
SharePoint Online ソフトウェアの境界と制限 - Office のサポート
「Azure の Active Directory サービスの制限と制約事項」
これら以外に、意外と忘れがちなのが流量制限系の話でしょうか。
Office365がパブリックサービスであるため、
一部ユーザーが帯域を使い切らないように、
利用量が多くなるとエラーが発生するようになる仕様が存在します。
この利用量。は規定がなく、様々な指標を鑑み制限がかかってくるとのこと。
(接続時間、データ転送量、アクセスしたアイテムの数などになるのでしょうか。)
これは、サードパーティ製のツールを用いた場合も同様で、例えばSPOに対してDocAveを利用しデータを移行するようなケースにおいても発生する可能性があります。
メール関連だとEWSを利用するようなシステムや、SMTP転送を行うシステムなどが関連するのかと思われます。
やり直しが効かない一発勝負の対応が必要な場合は、実データでリハーサルが必要しておかないとこのような問題に直面する可能性があるため、意識しておきましょう。
音楽:狼煙