Windows10 April 2018 Updateを適用しました

ようやくダウンロードが終わりました。
ダウンロード完了時点のアクティビティモニターを見ると、3.7GBとなっています。

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Officeの更新プログラムで450MB程度でしたので、3.2GB程度のサイズだったということになります。このサイズを私の環境では30分程度でダウンロードすることができました。(夜だったので早かったのかもしれません。)

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インストールが進むと、急にダイアログが。

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6GBほど容量が足りないといわれてしまいました。

5GBほどは空き容量があったので、ダウンロードした3.2GBのほかに10GBほどの空き容量が必要となるようです。

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空きを作ると自動的に完了!となります。手動で更新ボタンを押してもよさそうです。

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続行を押すと先に進みます。

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進捗 50%時点ではコアパワーを使い果たしている感じですね。

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52%から全スレッドでの動作となり、69%時にはいったん引けて、1スレッドも使い切らない程度に落ち着きました。

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75%付近。おもしろいことに、プロセス表示と詳細表示でCPUの利用率が異なります。
待ち時間の測定に差があるのでしょうか。

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進捗率70%から10分ほど動かなかったのですが、75%に一気に上がり、その後は順調に、、、ここまででダウンロード含め1時間程度経過しましたが、まだ作業は続けられています。

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この後は5分せずに100%に。Setupプロセスがうなります。

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ほどなくして再起動待機に切り替わりました。ここまでで、ダウンロード含め、1時間15分ほどで完了です。意外と早いですね。

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インストールしていた時間帯のイベントログを見ると、様々なアプリが個別にインストールされるつくりとなっているようです。

OS(カーネル)部分とアプリの部分で役割が分かれているのでしょうね。

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アプリ群のインストールが完了した後に、本命が動き出すようです。ダウンロードが完了したくらいのタイミングだったと思うので、ダウンロード中にアプリのインストールまでは終えてしまう勢いのようです。

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最後にほどなくして再起動が告知されます。
タイミングを見計らい、再起動を行いましょう。

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ここからは50分ほど操作ができなくなるので注意が必要です。
インストールが終わってみると、ホームグループがなくなった旨の表示が。
ドメイン参加だったのですが、これは出るんですね。

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というわけで、晴れてApril 2018 Updateにクラスチェンジの完了です。

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音楽:かわいそうなソシエ

 

Windows 10 April 2018 Updateが無事配信され始めました

Windows 10 April 2018 Updateも無事、リリースされて、配信が始まったようです。

手元の環境でも入れられる状態となっていたので、さっそく適用を開始してみました。

1月ほど起動していなかったため、ほかの更新プログラムも一緒に入ってきます。
ちょっと気になったのは、Windowsの更新が優先されてそのほかのプログラムが後回しとなるようです。
急を要するときは気を付ける必要がありますね。 

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インストール待ちの間、Windows Updateに関する設定を振り返ってみました。

設定-Windows Updateには大きく3つ画面があります。

アクティブ時間の変更

再起動のオプション

詳細オプション

の3つです。

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「アクティブ時間を変更します」では、自動再起動を避ける時間を決められます。
これをちゃんと設定しておくと、Windowsが勝手に落ちた!という事態を避けることができますので、意識して設定しておきましょう。

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「再起動のオプション」では上とは逆の考え方で、再起動時間を決め打ちするときに利用ですね。

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「詳細オプション」では、CBBといわれていたSACの指定などを行う画面です。
機能更新と品質更新を分けて管理でき、配信され始めてからどれだけずらしてインストールするかを設定できます。

この詳細オプションでは、さらに画面遷移が用意されています。

配信の最適化

がそれにあたります。

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「配信の最適化」を選択すると、Windows Updateサーバー以外のPCからデータをダウンロードする機能を有効化することができます。
いわゆるP2Pってやつですね。

さらにこの画面、詳細オプションとアクティビティモニターという2つの子画面が用意されています。

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「詳細オプション」は、配信の最適化における帯域の制御ですね。入れ子で同じページ名ってのはセンスが微妙ではあります。
なお、ここでどれだけPCが貢献できたか。というのを表示する機能もあるのですが、社内等ではあまり意味をなさなそうな気がしますね。汗

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アクティビティモニター」は、ダウンロードとアップロードがどれだけ行われたか。というのがわかるようになっています。月次更新のようで、私の環境では5/1からの推移となっていました。

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Windows Update系の画面はこんなところですが、単独利用だとなかなかアップロード側に回ることがなさそうです。

企業ユースで複数マシンに配信などがあると、自動的にProxyの役割を担うことになるのだと思うので、とっても有用な機能になるような気がしますね。

次回はインストールまで駒を進めてみたいと思います。

音楽:White Falcon

Office365 SharePoint Onlineのアクセス要求設定でカスタムメッセージが利用できるようになりました

SharePoint Onlineでアクセス権を与える際に、直接権限を与えるケースはよくあると思いますが、管理者を通じて間接的に権限付与を依頼する機能というものがあります。
SharePointの管理者をやっているとあまり利用しませんが、単純な閲覧側に立っていると時々目にすることもあるのではないでしょうか。

そんなアクセス権の付与画面ですが、今までは単純にアクセス権を依頼するだけの機能だったのですが、アクセス権を依頼する先や依頼者が目にする画面にメッセージを付与することができるようになるようです。

意味が理解しにくいと思うので、旧来の設定と新しい設定を並べ、違いを見てみましょう。

【旧来のアクセス権要求設定画面】

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【新しいアクセス権要求設定画面】

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このように、アクセス要求の許可に対し、所有者を選択するケースとカスタムメッセージを設定する画面が追加されています。

このページはサイトの設定-ユーザーと権限-サイトの権限と遷移していき、

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権限リボン内にあるアクセス要求の設定を押下することで表示することができます。

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試しにカスタムメッセージを設定して、表示権限のみを持つユーザーでアクセスしてみました。

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閲覧権限者が設定を行う画面=アクセス権の要求ページだと思うのですが、こちらには表示されませんね、、、おそらく新しい機能への遷移中なのかと推測されます。
そのうち表示されるようになるのではないかと汗

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ちなみにこの状態で承認依頼を実行すると、モダンSharePointサイト/リストでは何も起こりませんが、クラシックSharePointサイトであれば承認依頼が送信された旨が表示されます。状況を追いたい場合はクラシックサイトから共有をかけたほうが良いですね。

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依頼が飛ぶと、サイト管理者や招待を受けいれる側では、サイトの設定-ユーザーと権限にアクセスの依頼と招待状という項が表示されるようになります。

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これを押すとどういった人からどんな依頼が飛んできたのかわかるようになります。

一覧で表示されるのですが、一覧の依頼者列には注意が必要です。よく見ると依頼をかけた人ではなく、共有したい人が表示されています。
三点リーダーより詳細を開くと、実際の依頼者がわかるようになっていますので、実態はこちらを見るようにしましょう。

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なお、この機能は5月末を目標に配信されていくようなので、旧来の画面のままの場合はもう少し待ってみましょう。

音楽:Colors of the wind

Office365 SharePointの利用状況がリアルタイム表示となるようです。

SharePoint Onlineといえば、アクセス状況が取れないことがネックとよく言われていましたが、そんな話は今は昔で、サイトの閲覧数などはサイトの利用状況というページにて確認することができるようになってそれなりに立ちました。

なんとこの5月中にこのサイト利用状況のページが、リアルタイム更新されるようになるとのことです。

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現在はこのサイト、更新されるまで1日くらいかかるイメージです。(いつの間にか状況が変わってたり)

正直なところ、リアルタイム更新となることでうれしいかといわれると、過去X日間のデータという考え方の中ではそこまで頑張ってもらわなくても。という思いもありますが、ほかにもリアルタイム化してもらいたいところは多々あるため、(メールの設定反映とかとか、、、)この方向で進んでいくのはとてもありがたいですね。

この流れ、加速していってくれないかなぁ。

音楽:Encore Un Verre

Office365 OutlookおよびSharePointで作成するOffice365グループの既定がプライベートになるようです

Office365で情報を共有するときにはおなじみとなってきたOffice365グループですが、社内共有が主眼となって設計されていた意図から組織内では誰にでも公開されるものとして提供されていましたが、4月末から数か月を費やして、規定値を全体公開(パブリック)から限定公開(プライベート)にシフトしていくようです。

現時点では以下のように、OutlookSharePointともに、新規作成時はプライバシーせていがパブリックとなっています。

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これがプライベートへと変っていくようです。

私もOffice365グループを利用していて思うのですが、PlannerやStreamを利用してもOffice365グループが作成されていき、このまま行ったら正直何が何だかわからないグループ量になるのではないかと危惧していました。

ここで方針転換し、プライベートグループを中心に設計しなおすことで、ユーザー目線において、無理のない量で、ユーザーが追い切れるようにしていくものと思われます。

本当は、検索機能を充実化させていくという方針もあるのではないかと思うのですが、人間が同時に扱えるものの数。という観点ももちろんあるので、この方向に進んだ時にどの程度勝手が良くなっていくのか、追っていきたいと思います。

音楽:ハイヒールラナウェイ

Office365 Yammerに対象年齢が設定されるようです

2018年5月14日より、Office365のIDを持っていないYammer利用者について、16歳以上であることの確認ダイアログが表示されるようになるようです。

Office365のIDを持っているケースでは、年齢確認は行われないということなので、Yammer上でゲストを招待しているケースが対象になるのかと。

【ゲストはここから招待します】

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やっぱりSNSとしての性格が強いYammerですから、こういったレギュレーションのチェックは必要なのかもしれませんね。

しかし、なぜこのタイミングから実施するという話になったんですかねぇ、、、
規約改定など合わせてくるかもしれないので、そのあたりの変化も気にしておいた方がよさそうですね。

音楽:月のくじら

Windows 10 April 2018 Update(Version 1803) リリース!

Windows 10 Version 1803のリリース日程が確定したようです。

以下ブログによると、配信は2018年4月30日。インサイダー側がバージョンアップしていないので、慣例から行くとBuild17134がVersion 1803になったのかと思われます。

Make the most of your time with the new Windows 10 update - Windows Experience BlogWindows Experience Blog

この一か月、リリース間近と目されながらもリリース目前で問題が発覚するなどで1か月ほど延期が繰り返されてきましたが、とうとうここで固まるようです。

ブログにもあるように、Time Lineや集中モードなど気になる機能は多々ありますが、個人的にはWDAGがProレベルでも使えるようになることと、WDAGの起動が早くなること。この辺りが今回のVersionでは特に取り上げていってもらいたいところですね。

また、iOS版Edgeがでたこともあり、モバイルとPCの連携度がさらに加速しているのもまた面白いところですね。

これから徐々にこのバージョンの利用が増えていきますので、どのように使われるのか今から楽しみですね。

なお、Spring Creators Update等の名前になるのでは?といわれていた愛称ですが、April 2018 Updateという名前に落ち着いたようですね。
名前にたがえず、何とか4月に出ることができてよかったです。

音楽:スタミナローズ