Windows 10 April 2018 Updateも無事、リリースされて、配信が始まったようです。
手元の環境でも入れられる状態となっていたので、さっそく適用を開始してみました。
1月ほど起動していなかったため、ほかの更新プログラムも一緒に入ってきます。
ちょっと気になったのは、Windowsの更新が優先されてそのほかのプログラムが後回しとなるようです。
急を要するときは気を付ける必要がありますね。
インストール待ちの間、Windows Updateに関する設定を振り返ってみました。
設定-Windows Updateには大きく3つ画面があります。
アクティブ時間の変更
再起動のオプション
詳細オプション
の3つです。
「アクティブ時間を変更します」では、自動再起動を避ける時間を決められます。
これをちゃんと設定しておくと、Windowsが勝手に落ちた!という事態を避けることができますので、意識して設定しておきましょう。
「再起動のオプション」では上とは逆の考え方で、再起動時間を決め打ちするときに利用ですね。
「詳細オプション」では、CBBといわれていたSACの指定などを行う画面です。
機能更新と品質更新を分けて管理でき、配信され始めてからどれだけずらしてインストールするかを設定できます。
この詳細オプションでは、さらに画面遷移が用意されています。
配信の最適化
がそれにあたります。
「配信の最適化」を選択すると、Windows Updateサーバー以外のPCからデータをダウンロードする機能を有効化することができます。
いわゆるP2Pってやつですね。
さらにこの画面、詳細オプションとアクティビティモニターという2つの子画面が用意されています。
「詳細オプション」は、配信の最適化における帯域の制御ですね。入れ子で同じページ名ってのはセンスが微妙ではあります。
なお、ここでどれだけPCが貢献できたか。というのを表示する機能もあるのですが、社内等ではあまり意味をなさなそうな気がしますね。汗
「アクティビティモニター」は、ダウンロードとアップロードがどれだけ行われたか。というのがわかるようになっています。月次更新のようで、私の環境では5/1からの推移となっていました。
Windows Update系の画面はこんなところですが、単独利用だとなかなかアップロード側に回ることがなさそうです。
企業ユースで複数マシンに配信などがあると、自動的にProxyの役割を担うことになるのだと思うので、とっても有用な機能になるような気がしますね。
次回はインストールまで駒を進めてみたいと思います。
音楽:White Falcon