Microsoft 365 Copilot はチャットベースの機能の話が先行しがちなのですが、これは組織での利用用途がそちらの方が強いということからきているのかと思います。
しかしながら Microsoft 365 Copilot にはクリエイティブな機能も数多く実装されているのをご存じでしょうか。
以下のアドレスから入ると「作成」と書かれた機能に飛ぶのですが、ここでは画像や動画を作りこむことができるようになっています。
https://m365.cloud.microsoft/create/?auth=2
実際に入ると、最初にチュートリアルが表示されます。
上部にある何をしたいのか。というところからスタートします。
画像の作成、ポスターのデザイン。この辺りは個人向け Copilot の Designer が持っていた機能ですね。さらにビデオの作成も加わっていることが分かります。ほかにもフォームの作成などもここから実行できるようにまとまった形になっています。
続いて、画像を選ぼう。という内容になります。
ここで出ている画像はプロンプトと一緒に管理されており、この画像に近いものを作るならこういったプロンプトを書いてください。という流れで利用するようになっていました。
次へを押すと自動選択されているのでプロンプトの中身を変更していきましょう。
これ、全体を変更することもできますが、枠で囲われている部分だけを直せば頭をひねらずに済むのが良いですね。
最後にプロパティの変更をここで行えます。
色やテイスト、サイズを選んでいきます。色はカラーパレット形式になっているので方向性を示すのが簡単でした。
作成を行っていくと面白いのが、画像の上部からプログレッシブ Jpeg のような表示方法で描かれていくところです。
これはもしかすると演出なのかもしれませんが、徐々に生成している感じがうまく表現されていますよね。
最終的に出来上がった画像がこれでした。
プロンプトはこのサンプルをそのまま使っています。
この情報で先ほどのものが出来上がるのだからすごいですよね。
作り上げたものを部分変換することも簡単にできるようになったので、少し前までのようなちょっと修正したいだけなのに全く違うものができてしまうという事象が少なくなったように感じます。
この作成機能、うまく使っていきたいですね！
音楽：いもむし
