Excel in Python では VBA の後継になりうるような Web サーバーベースの拡張開発環境が用意されているのですが、今まで Office E3 などの Microsoft 365 Apps が付属するライセンスでの利用が必要でした。
このライセンスの前提条件が緩和され、 2025 年 4 月以降 Office E1 といった Office for the Web ベースの環境でも利用できるようになるようです。
Python は数式タブから利用できます。
この Python は通常いつ動作するかわからない非同期型の動きをするのですが、大量にデータがあると一瞬で計算を終わらせてくれるため、非常に便利です。
有料に Premium を使えばこのコンピューティングをより短い間隔で使えるようになるので急いでいる場合は課金するのが良いでしょう。
Python の挿入ボタンからはサンプルを見ることもできコーディングに精通していなくても使えるという便利さがあります。
Python 自体は Web 上でもサンプルが多く出ているので、困ることは少ないのではないでしょうか。
さらにさらに、 Microsoft 365 Copilot は Python コード記述にも対応しているので、
ライセンスを持っていればコードを書けなくても扱えるんですよね。
実はこれが一番大きいかもしれません。( M365 Copilot は VBAも書いてくれるのでこの辺はどっこいなのかもですが。)
というわけで、 Microsoft 365 Apps がない状態でも使えるようになるのはかなり利用者のすそ野が広がりそうな改善でした。
出来れば次には無料の Microsoft アカウントでの利用もサポートしてほしいですよね!
音楽:Warriors