Azure Open AI DALL-E3 利用時の URL には気を付けましょう

ちょっと Power Automate から DALL-E3 を呼び出して画像を作成できないかと考えていたのですが Learn を見ながら実装しようとしていたらちょっと引っかかってしまったので、共有しておきたいと思います。

Power Automate にはまだ Open AI 関連のコネクタが少ないため、 HTTP コネクタで一から用意するのがトレンドになっているかと思います。

そのためまずは REST API での接続ができないかなーと Learn の How to をチェックしていました。

https://learn.microsoft.com/en-us/azure/ai-services/openai/how-to/dall-e?WT.mc_id=M365-MVP-5002496&tabs=dalle3

すると、何やら見慣れないドメインの記述が、、、

.deployments で終わるドメインはなく、どうも記述が壊れてしまっているみたいでした。当然アクセスはできません。

次いで、こっちも読め。ということでリンクの貼ってあったクイックスタートのガイドへ。

https://learn.microsoft.com/en-us/azure/ai-services/openai/dall-e-quickstart?WT.mc_id=M365-MVP-5002496&tabs=dalle3%2Cbash&pivots=rest-api

そうしたところ、 REST を選んでも Create a new Python application の表示が、、、

Python を選んでも Python の表示なんですよね。

Python には SDK があるため、その接続方法が書かれているのかなと思ったのですが、なぜか直接 REST 呼び出しのような書かれ方になっていたのでこの内容から接続先を確認することができました。

ただ、なぜかデプロイを指定する URL が変数化されていなくて見落としてしまい、ちょっと時間がかかってしまいました。

上部には<dalle3>を置き換えろ。と書いてあるのですが、なぜかソース上は平仄があっていないんですよねえ。。。

というわけで最後に行きついたのはこんな URL でした。

https://[ リソース名 ].openai.azure.com/openai/deployments/[ デプロイ名 ]/images/generations?api-version=2024-02-01

Azure Open AI Studio のプレイグラウンドも、 SDK ベースの記述しかないので、わかりにくいんですよね。

一応修正依頼は投げてみたものの、ぜひこの接続先についてはわかりやすくなってくれることを期待したいですね!

音楽:where does this ocean go?