Microsoft 365 Apps は Microsoft 365 上のデータを効率的に処理するための機能が様々提供されていますが、最近はその淘汰も進んできているようです。
というわけで、今回は Word 内の ホームリボンにある ファイルを再利用する 機能が 2024 年 1 月でサービス終了となります。
この機能は利用がしやすい機能かというとちょっと微妙だったのかもしれません。過去に操作していた Word ファイルを検索し、使える文脈があればコピーして利用するための機能となっていました。
以下がその操作イメージです。
まずこのボタンを押すとファイルを探して~ということで、検索ボックスが表示されます。
そう、検索機能のサブ機能なんですよね。
ファイルを選んで開くと中に記されている文章が表示され、その一部を選択して + ボタンを押すとその文章が操作中の Word 文書にコピーされるという流れとなっています。
実はこの動きがうまく動作するのは Word 文書のみで、例えば Excel ファイルを見つけて内容を再利用しようとしても新規に Excel アプリが立ち上がるだけになっちゃうんですよね。 PowerPoint の場合はオブジェクトとしてスライドを差し込めたりもするので利用するものによっても変わるようですが。
2023 年 8 月には再利用アイコンが消え始めるとのことですが、 Ctrl + F でファイルを検索する機能は引き続き利用できます。
今まで活用されていた方はこの方法をとってみるとよいでしょう。
これ、 Microsoft 365 Copilot の布石にも思えるんですよね。再利用は Copilot の目玉機能なので。いずれにせよ良い方向に改善していってくれることを期待したですね!
音楽:笑ってた