Azure Active Directory が IPv6 に対応するようです

インターネット上で未割当の IPv4 がなくなったとアナウンスされたのが 2019 年だったと思いますが、その流れを受けてか、 Azure AD で IPv6 がサポートとなる日程が以下の資料に記載されていました。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/troubleshoot/azure/active-directory/azure-ad-ipv6-support?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

2023 年の 3 月からサポートが始まるということになっていますね。

すでに Azure AD の IP は v4 および v6 の両方が割り当てられていたかと思います。

ここで言われているサポートは条件付きアクセスなどでの取り扱いなどですね。

最近は国内のプロバイダーでも IPv6 での接続も増えてきており、 IPoE 接続で IPv6 を払い出している事例などはよく聞くようになってきました。

これからはこの動きはさらに加速してくると思われるので、条件付きアクセスで読めないのは問題になるというわけですね。

今後の Azure AD における IPv6 対応に関しては以下の短縮アドレスからも追うことができます。(こちらは上記 Learn の英語版ですね。)

https://aka.ms/azureadipv6

今はまだ IPv6 を利用していないケースでも、今後数年で利用するケースが出てくるようなスピード感で推移していくことになると思われるので、ぜひ意識しておくと良いかと思います!

音楽:Seeds of Life