Microsoft 365 メッセージセンターにて IPv6 が SharePoint Online のデフォルト設定となることが記載されていました。
デュアルスタックで対応を進めるということで、 IPv4 も IPv6 も名前解決ができる状態で進む模様です。
通常のユーザーはこの変化に対して特に意識を持っておく必要はないということですね。
IP についても、以下のように結構前から IPv6 のアドレス帯は設定されていたため、経路情報の修正も不要となっているはずです。
唯一気になるのは Windows の場合、 DNS Client の動作として、 A レコード( IPv4 )と AAAA レコード( IPv6 )が混在していた場合は A レコードから解決し、 mac の場合あは AAAA レコードから解決するという状態になることでしょうか。
監査ログを見た時に Windows ユーザは IPv4 で、 mac ユーザーは IPv6 で接続しにきているという状態となる可能性が高くなりますね。
この変更は 2022 年 8 月後半から 12 月にかけて実施されるようです。監査ログの接続先が異なってくる場合があることは注意しておいたほうが良いかもしれません。
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