Windows Insider Blog での更新内容に今後のバージョンアップのが考え方が述べられていたので共有しておきたいと思います。
今までの Windows 10 は QU という毎月の機能更新と FU と呼ばれる半期ごとの更新、そしてストアアプリや Edge 、 OneDrive といった個別のバージョンアップに大別されていました。
しかしながら近年 Windows 10 Feature Experience Pack と称して、軽微な機能更新は FU にかかわらずバージョンアップする機構が加わっており、 OS の付属機能であってもストアアプリのように不定期更新ができるような機構が追加されました。
この不定期更新の考え方をまとめた資料が今回共有したい内容となっています。
ここに記されているように QU としての毎月の Security Update 以外の機能更新を C リリース( 3 週目の火曜日)で行い、翌月の B リリース( 2 週目の火曜日)にて実際にリリースするという内容となっています。
この C リリースは Azure AD に参加しているか Windows 10 Enterprise を利用している Insider の Bata Channel もしくは Release Preview Channel のマシンに行われるとのこと。
QU を当てるときに遅延を行うため Ring を構成していたような場合、この Ring の中に Insider を含めておいた方が良い。という形になります。
この Windows 10 Feature Experience Pack をどこまで遅延させることができるのかわかりませんが、リリースまでの猶予は 2 ~ 3 週間程度となっているためあまり有用ではない可能性もあります。
この辺り、もう少し詳しい情報が出次第ではありますが、運用の方法として組み入れていきたいですね。
音楽:月のくじら