Office365を利用していると、時々出くわすのが、障害をどのように検知するかという課題です。
通常は管理センターに入って正常性を確認したり、管理者アプリをスマートフォンにいれ、その通知で知るなどが一般的でしたが、この度正常性確認やメッセージセンターの内容を確認できるAPIがリリースされていました。
行えることは、サービス一覧の取得、現在のサービス正常性の確認、過去のインシデントチェック、メッセージセンターの内容取得の4種となっています。
この仕組みを活用すれば、問題発生時にTwitterへ投稿するなどの2次的な情報入手手段の確立が行えますね。
ただ、問題発生時については情報系システムということもあり、情報の入手手段が途絶えて利用できないこともありそうなので、利用の際はそのあたりを意識した開発を行う必要がありそうです。
逆にメッセージセンターの情報は、更新があったらポーリングさせるなど、能動的に実施しなければならなかったことを受動化することができるようになるため、かなり利用ケースが広くありそうな気がします。
APIであるため利用にはコーディングが必要となりますが、利用にあたってはそこまで難しくないため、気になる方はぜひ一度以下のサイトを読みながら実装に挑戦してみてはいかがでしょうか?
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