Office365 Teamsの全体ライセンス無効化機能がなくなるようです

Teamsがリリースした当初、利用制限を行いたいケースが多かったのか、管理センターのサービスとアドイン - Teamsの設定にユーザー/ライセンスの種類による設定という項目から該当種類のライセンスを利用しているユーザー全員をTeamsが利用できないように設定する方法がありました。

以下の画面で設定していく機能ですね。

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この機能ですが、2019年11月22日か年内にかけて機能の提供終了を進めていくというアナウンスがなされました。

現在この機能を利用してTeamsを利用できないように設定している方は要注意な変更となっています。というのも、これでオフにしていてもユーザーごとのライセンスはオフにならないため、この機能が無効化された場合自動的にTeamsが利用できるようになります。

【サービスとアドインで無効にしていてもライセンスは有効のままです】

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Teamsはかなり使いやすい情報共有製品のため、ネットワーク帯に問題がなければそのまま使っていくのが良いと思いますが、マニュアル整備などが間に合っていないなどでタイミングをずらす場合、11月の変更開始前までにユーザーからライセンスを取り除く必要がありますね。

一人一人オフにしていく方法もありますが、以下にBuild 2019に協賛した際に作ったPowerShellを提示しておきます。

このスクリプトを利用すると、ライセンスの付け替えができるようになっています。

うまく自身のテナントに合うように改良してもらえれば一気に対応を終わらせることができるかと。

https://github.com/TomoharuMisawa/M365AddLicenceScript

あまり期間がないのですが利用する方法を整備するのもよいと思うので、この機会にぜひ検討を進めてみてはいかがでしょうか。

音楽:petal