Windows10の1903がリリースしてから様々な資料が開示されつつありますが、1903でリタイヤとなる機能の一覧が資料化されていました。
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/deployment/planning/windows-10-1903-removed-features
Insider Previewではあまり機能がなくなる話は出てこないので、こういった情報があると今後の流れを意識することができますね。
この1903では、WEP/TKIP接続が非推奨となり、警告メッセージが表示されるようになったようです。
また、Windows To Goが開発終了となった旨が記されています。
WEPについては、もう20年前の技術なんですよね。
コンピューティング性能が向上することで脆弱が見つかるということはよくあると思うのですが、WEPに関してはそのアーキテクト自体が脆弱であったというのが発覚したパターンでした。そんなものなので、ここまでまっとうに使われてきたというのもちょっと不思議ではあるのですが、一回世にでるとなかなかなかったことにはできないというわかりやすいケースなのかも知れません。
Windows To Goは特殊なUSBを利用してWindows OSを持ち運べるものでしたが、Enterpriseエディションでしか使えなかったり、USBが高価すぎたりしたため、あまり出回らなかった仕組みだと思います。私もテスト以外で現物を見たことがありませんでした。
最近はUSBメモリ自体も下火なのでこの方式自体が時代に合わないということなのかもしれませんね。
他にもいくつか削除になったり非推奨となった機能があるため、このバージョンの導入を行う前には一読をお勧めします。
音楽:Memory