2017年の秋ごろに発表されたSharePointのハブサイトですが、実際使ってみようと作成画面に出てくるのを待っていたのですが、一向に出てこなくてキャンセルデモされたかな?と思っていたら、実はPowerShellで作成が行えるようです。
というわけで、さっそく作成してみました。
どうもハブサイトは、通常のコミュニケーションサイト、チームサイトをハブサイトとして返還するという流れで作成することとなるようです。
まずは通常のサイトを用意します。
このサイトにPowerShellからハブサイトとして登録するコマンドを発行します。
簡単にコマンドを紹介すると、以下のような形となります。
SharePoint管理シェルがインストールされていない場合は以下コマンドでインストールしておきましょう。
Install-Module -Name Microsoft.Online.SharePoint.PowerShell
で、こちらが実行コマンドです。
HubサイトURL、追加サイトURLはそれぞれのサイトのURL(/sites/の後の文字)を記しておきましょう。
$orgName="テナント名"
$hubsiteName="HubサイトURL"
$addsiteName="追加サイトURL"
$siteHost="https://$orgName.sharepoint.com/sites/"
Connect-SPOService -Url https://$orgName-admin.sharepoint.com
Register-SPOHubSite $siteHost$hubsiteName
上記コマンドを打ち込むと、以下のようにサイトの上部に自分のサイト名が。
ナビゲーションができるようですね。
追加サイトのURLを設定したうえで、以下コマンドを実行すると別のサイトにもこのナビゲーションを追加することが可能となります。
Add-SPOHubSiteAssociation -Site $siteHost$addsiteName -HubSite $siteHost$hubsiteName
こんな形ですね。
追加サイトを削除したいときは以下のコマンドでハブサイトから脱退されます。
Remove-SPOHubSiteAssociation -Site $siteHost$addsiteName
ハブサイト自体をやめたい場合は以下コマンドですね。
Unregister-SPOHubSite $siteHost$hubsiteName
ちなみにハブサイトをやめても追加サイトは残ったままとなるので注意が必要です。
ハブサイトは最大で100件まで作成が可能なようです。
大規模に構築している場合は数が足りなくなる可能性もありますね。
ハブ化してできることの全容は正直まだ見えないので、もうちょっと調査をしてみたいと思います!
音楽:PERFECT ROUGE