2018年に紹介したSharePointのサイト間を紐づけるためのハブサイトですが、2019年7月よりテナント当たり2000個までハブサイトを作成できるようになるようです。
http://mitomoha.hatenablog.com/entry/2018/11/13/021604
当時の投稿の通り、2019年6月時点では最大100個までしか作成できなかったため、一気に20倍の作成ができるようになったのは大きいかと思います。
ハブサイトの機能としては、複数サイトを取りまとめ、検索範囲としたり、お知らせWebパーツの範囲を決めるといった、一昔前であればサイトコレクション内でしかできなかったようなことをサイトコレクション間で実現するためのものとなっています。
SharePointがOnline中心となったことで、データベースとの紐づけに関連していたサイトコレクションという考え方が弱くなってきたということかもしれません。
ちなみに2018年ではハブサイトの作成はPowerShellのみで可能となっていましたが、2019年6月にはSharePoint管理センター上で設定できるようになっていました。
アクティブなサイト内でサイトを選択し、ハブ サイト - ハブ サイトとして登録と進むことで簡単に作成することができました。
設定も表示名と関連付けを実行するユーザーがあるのみです。
設定をおえると、サイト一覧内にハブ サイトの関連付け列に名前が表示される形となっています。
これで左上にハブサイトであることがわかるリンクが表示されましたね。
簡単に作成できるようになったことと、数を増やせるようになったことで利用は格段にやりやすくなりました。
部門ごとにハブサイトを洗い出し、管理をユーザーに一任するなどもできそうなので、利用方法について検討を行ってみてはいかがでしょうか。
音楽:誰か、海を。