今週も Windows 10 Insider Preview Dev Channel に更新が入っています。
今回はシャットダウンに新しいオプションが追加されていました。
この設定をオンにしておくと再起動時に対応するアプリが自動的に起動して再起動前の状態を復元してくれるというものです。
チェックするとこんな感じになります。
対象となるアプリには制限があるはずですが、 Microsoft Edge やメモ帳、ペイントアプリは動作してくれました。
ほか、大きいところとしてニュースと興味が Dev Channel 全体に再配信され始めたようなのですが、また私の環境からは確認ができませんでした。
そのほかの更新として、設定画面の簡単操作が Accessibility になったことなどがあります。アイコンは先日変更されていたので、それに合わせて名称にも変化をつけてみたという感じでしょうか。中身に関しては変化を感じませんでした。
設定アプリでは、プライバシー - アクティビティの履歴に関してアクティビティの履歴を Microsoft に送信するオプションが消えました。
以下は今までの Build での内容です。
これが無かったことにされた形ですね。
この変更により、 タスクビューのタイムラインにブラウザの履歴が表示されなくなった感じです。意外に便利だったので残念。
アクティビティはローカルに保存されますが、クラウドへの連携をやめたという感じのようです。
Microsoft Edege 設定には残っているので、役割を分けた。という感じなのかもしれません。
ちなみに MSA のプライバシーページから履歴を確認することはできるようです。
https://account.microsoft.com/privacy/
こんな感じに活動履歴が表示できます。
プライバシーとの兼ね合いはわかるので、初期値はデータを連携しない方向でよいと思うのですが、せっかく良い機能だったので復活してもらいたい機能の一つとなるかもしれませんね。
ちなみに今週は Beta Channel 、 Release Preview Channel でも更新が入っており、そろそろ 21H1 リリースが迫ってきていることがうかがえます。
21H1 はあまり大きな更新が入っていないので、リリース直後の混乱期さえ乗り切れば早期のインストールもありかと思います。
20H2 などは全体配信が行われておらず、サポート切れが近いデバイスに対しての自動配信と能動的なアップデートに対応となっています。
この辺りを考えるともしかすると 21H1 はもっと広く流通させてくるのかもしれません。
音楽:フラッシュバック・ワルツ