前回の記事でEdgeの新機能を中心に伝えていますが、
そのほか、生産性の維持、作業の整理、安全の確保という項目でまとめが行われています。
【Edge機能のまとめ】
【コンテンツをキャストする】
November Updateからの機能となります。
テレビなどにブラウザをキャストする機能ですね。
【充電しなくても長く閲覧できる】
あまり機能という感じではないですが、バッテリー持ちがよくなるという内容です。
バッテリーで長時間利用というケースをあまりしないので、恩恵はわからず。
これも昔から歌われていますね。
【なんでもCortanaに質問できる】
右クリックでCortanaを呼び出せる。ということですね。
ほとんどBing検索に飛ぶので明示的に使っているケースは少ないかもしれません。
今後できることが増えてくるとよいのですが、、、
【検索後すぐに答えを得る】
これもCortana関連の機能ですね。
天気などは簡単に表示できます。
【快適な状態で読む】
読み取りビュー機能です。
これはNovemer Updateでの提供でしたでしょうか。
残念ながら、日本のサイトで利用できるところを見たことがない、、
【Webにマークを付ける】
これはEdge最初からの機能ですね。
Creators UpdateでInkがパワーアップしたことで、利用できる色数などが変わるはずです。
Insiderのみの提供でなければ!
ちなみにボタンイメージも一新されています。
【メモを入力する】
これも最初からの機能ですね。
クリップとメモを活用してコンテンツを有効活用する。というのがシナリオです。
OneNoteとの連携もこの一環でしょうか。
【何でもクリップして共有する】
スニッピングツールとの融合部分ですね。
Web記事の一部をクリップし保存しておくことができます。
【Webを簡単に共有する】
この機能は正直利用したことがありません。
CortanaやOneNoteに送る機能だったと思います。
今回、図も変更となったので心機一転利用が促進されるとよいのですが、
アプリがそろわないと難しいかなぁ、、、
【よく使用するサイトにすぐアクセスできる】
Office365、SharePointのパーソナルページと同じようなイメージのタイルです。
自分で好きなURLを登録することができます。
簡易なお気に入り機能ですね。最初のエディションから使えたはずです。
【パスワードを安全に管理する】
このメニューで知ったのですが、パスワードはMicrosoft アカウント側で管理されるんですね。
この書きっぷりだとTokenでもなさそうなので、セキュリティ的に同実装しているのかが気になります。
【常に同期する】
お気に入りはほかブラウザでもマシン間同期がありますが、複数台のブラウザを使い分ける現代では必須の機能ですね。
そう考えるとMicrosoft ブラウザのスマホシェアが低いのがつらいところ、、、
Edgeアプリを他環境でも提供してほしいですねー
【気になる情報をお好みの方法で】
Edgeマイフィードですね。
意識して変更していないかもしれませんが、
自分でカスタマイズが行えます。
【タブを簡単に移動する】
Insiderのみ特典はタブで全サイトを同時にサムネイルプレビューでしたが、
一般には1サイトずつ確認するところまでの提供となるようです。
これでも、タブを開かずに確認できるので時間節約には有効ですね。
【すべてのものが1つの場所から】
今まで右メニューやブラウザチャームなどと勝手に読んでいましたが、ハブという名称があるようです。
右にお気に入りやリーディングリストなどがまとまって表示されている。という点を強調しています。
これはあまり新鮮な感じはないかもしれません。
【閲覧の履歴を削除する】
閲覧履歴の削除が簡単になった。という点です。
Internet Explorerですと設定画面を開くところでかなり時間が必要だったので、有用ではあります。
が、一般の人の感覚でどれだけ利用されるのかは知ってみたいところです。
開発目線では非常に役に立つのですけれど。
【煩わしいポップアップを一掃】
タブブラウザが出た当初はポップアップ抑止ができず、大変な目にあった人も多いと思います。MSのブラウザもちゃんと考えてますよ。ということで、、、
【ひそかに閲覧】
待ってましたのInPrivateモードです。
セッション情報が変わるため、別のユーザーとしてログインしたいWebサイトなどがあるときに大活躍です。
これがなかったがためにEdgeを利用していなかった人も多いのではないでしょうか。
メニューの右クリックでInPrivateを直接起動できるようになりました!
【安全性を重視して設計されている】
ブラウザが安全なのはもとよりですが、
Edgeは変更履歴を常に記載しているChangelogsというサイトが存在することも
互換の安全性といった面では大きな点ではないでしょうか。
惜しいのは日本語では提供されていないところ!
こういったページは言語ごとにぜひ準備してほしいですね。
Microsoft Edge release notes - Microsoft Edge Development
ざっと流しましたが、最初はブラウジングだけだったEdgeも日に日に成長していることが見て取れます。
成長するとつきものなのが、セキュリティ低下と動作が重くなること。
今後もぜひこの辺りに注力した開発が行われることを望みたいですね!
音楽:無条件スペクトル