Windows10 Windows Updateに失敗したときの対処

Windowsにかぎらず、PBの世界では失敗がつきもの。
OSのアップデートも時には失敗することがあります。
特に、データの欠落などのケースでは、OS側が対処方法を用意していないケースがあり、永遠とWindows Updateが終わらないというループが発生したりしなかったり。今回、私の環境でそういった状態が発生したため、対処方法を記しておきたいと思います。 

今回発生したエラーはコード0x800705b4でした。
再試行されるから待つ旨が記されていますが、数日たっても同一のエラーが発生し続けました。

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このように1週間は長すぎる形でした。。。 

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そんな時はまず、Windows Updateのログをチェックしましょう。
ログはシステムドライブのWindows\Logs\CBSに格納されています。
ファイル名もCBS.logという形です。 

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これをメモ帳などで開いてみましょう。(サイズには注意してください。メモ帳で50MB以上のファイルを開くとかなり重いので、、、)
開けたら、Errorをしたから探していきます。やっぱりエラーが出ていますね。 

近くを読むと、ファイルのパスのような記述が。Windows\Software\Distribution\Downloadというところの配下なので、配布されたファイルをダウンロードしたのでしょうか。わかりやすいネーミングで助かりますが、こういったつくりこそが職人技ですよね。

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そのフォルダを見ると、更新日時が古めのファイルが。
ファイルサイズも1.2GBと、どこかで壊れていてもわからないサイズですね。
一旦さっくりと削除します。(念のため移動という方法もありかと。)

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消えてなくなりました。

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この状態で再度Windows Updateを行ってみます。

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すると、、、

別のKBがダウンロードされ始めました笑 

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何だろうと思い、Build一覧を確認すると、インストールがうまくいかなかったKBは、問題がいくつか出ているKBだったようで、すでに新たなKBが誕生していました。

ちなみに、Build一覧はかなり有用なので場所を覚えておくとよいです。
変更点が概略で乗っているため、テストを行う時などに参照するとよいかと。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4000825

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待つこと30分程度。無事、新しいほうのKBをインストールすることができました! 

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意図せずこういった事象に陥ることはあると思います。今回と同じ事象でとは限らないとは思いますが、修正方法の一つとして覚えておくとよいかと思います。

音楽:やきもちの焼きかた