Office365 E5では、ATP(Advanced Threat Protection)という機能がありメールの添付ファイルや危険そうなURLをチェックしてくれる機能があります。
この機能がSharePoint、OneDrive、Teamsに拡張されることになったようです。
機能の有効化はOffice365 セキュリティセンターより、「脅威の管理」-「ポリシー」より行います。この中で、ATPの安全な添付ファイルを選択してください。
【脅威の管理-ポリシー】
安全な添付ファイルに移動したら、上のほうにあるチェックボックスをオンにしてから下部にある保存を押します。これで、SharePointなどに関してATPの機能を有効化させることができました。
【安全な添付ファイル】
ここではチェックを付け保存すると完了の合図などはなくそのまま機能が湯硬化されます。
実際の動作は試せていませんが、どうもExchangeでのATP動作とはことなり、事前クロール型のアクションとなるようです。
つまり、ダウンロード時の検疫ではないのでユーザービリティとしての性能劣化はない半面、アップロードされた直後のアイテムは検疫されていないということになります。
この手のシステムはすべてにおいて同じことが言えますが、システムで行うのは驚異の軽減であり、脅威が完全になくなるわけではないため、そのあたりを意識した対応を心掛ける必要がありますね。
音楽:ダニエル