Microsoft 365 組織のメッセージを使ってみましょう

Microsoft 365 に組織メッセージを送信する機能があることをご存じでしょうか。

Microsoft 365 管理センターを見ていたところ、レポート内に「組織のメッセージ」という項目があったので押してみたところ、プレビューとして機能を提供しているようです。

項目は以下の URL からアクセスする形になっています。

https://admin.microsoft.com/#/organizationalmessages

今回は「緊急メッセージを送信する」を押してみましょう、

どういった目的の内容なのか選択する画面になりました。

全部で 7 種類の選択肢が用意されています。

サービスの正常性を選んで設定してみましょう。

するとメッセージをどこに表示するのか、選択する画面に移動しました。

タスク バーを選んでみました。

すると、空のテンプレート使用して自分でメッセージを作成。となったのでこれを選んでみましょう。

表示させる内容を書いていきます。

ボタンやアイコンも設定できるようです。

ボタンは別のページへの遷移を定義できます。

続いて受信者の選択です。これはグループの選択だけができるみたいですね。

グループ内のユーザーを除外したい場合は、除外をクリックしていきましょう。

後は名前を付けて保存していきます。

選択肢によってはスケジュールも行える模様。

最後に確認を行えば、送信する元の内容の作成は完了です。

最後に内容におかしなものがないかチェックを促すダイアログが出てくるので、問題ないことを伝えれば完了となります。

ただし、この作成した人一人の判断でメッセージを送ることはできません。

その前に承認行為をいれることで、安全性を高められるようになっています。

承認は、最初の画面の下のほうに表示されます。

そして承認は別の方に実施してもらう必要があるようになっているようで、作成者では承認が行えませんでした。

この辺りもしっかりと作られていますね。

承認依頼が出ると、このようなメールで通知されるようになっているようです。

これを承認できるのは、管理者の役割として「組織のメッセージ承認者」が割り当たっている必要があります。

設定直後はアクセスできないので、設定後30分はあけてからアクセスしましょう。

承認権限があるとこんな感じに承認ボタンが表示されるはずです。

https://admin.microsoft.com/#/organizationalmessages

といったように、そんなに難しくない操作で組織にメッセージを送り付けることができます。

大手の組織では自前で作りこんでいるケースもあるかと思いますが、こういった機能は活用するとよいですね。

ぜひ一度使えるか確認してみてはいかがでしょう。

音楽:Next Time