来週には Build 2021 が開催されるため、新機能などがどんどん発表されるのかと思われますが、それに先立ち Microsoft 365 セキュリティセンターのプレビュー版がリリースされていました。
普通にセキュリティセンターに移動すると以下のアドレスに接続されるのですが、新しいセキュリティセンターを確認するように誘導されています。
https://protection.office.com/homepage
移動するとアドレスが、以下に。
https://security.microsoft.com/
なんだかこのやりとりを 1 年に 1 回くらいしているように感じますが、昨年の 2 月にもやっぱり同様のこと言ってますね笑
Office365 コンプライアンスセンターとセキュリティセンターが完全分離されていました - ()のブログ (hatenablog.com)
ただ、その時はプレビュー版という言い方はされていなかったので更新はなされているようです。というかメニュー項目がかなり多くなっていて、全く別物です。
セキュリティセンターに移動すると、設定変更を促されます。設定に入ってみると、、、
3 つの項目があり、このうちメールとコラボレーションから先ほどのメッセージが出ていたようです。
中に入るとポータルのリダイレクトを設定するように促されました。これは protection.office.com を完全に閉店する感じですね!
オンにするとリダイレクトされるようになり protection.office.com にはアクセスできなくなるように記されています。
もう一度サインインすると反映される旨が記されているのですが、私の環境ではすぐにはリダイレクトされませんでした。明日になったら適用されているのかもしれません。
ユーザータグのメニューを見るとメールボックスにコンテキストを追加するタグというものが。
タグ自体はまだプレビューのようですが、今後リリースされる疑似フィッシングテスト機能などで有効に使えそうな感じです。
試しにほかのメニューも試してみようということで、 Microsoft 365 Defender を押してみたところ、データ準備が始まりました。
準備が完了したら、どうもデータが US に保存されるとのこと。
この手のセキュリティデータはセキュリティの観点もさることながらデータ量が多いはずなので、レイテンシーを考えても国内にできてほしい感じの内容ですね。
そのうち国内でホストし始めたら移動ができるようになるのでしょうか。
以下を見ると Microsoft 365 Defender は今のところイギリスとアメリカのみでホストしているようです。
Microsoft 365 Defender の中にはプレビュー機能というメニューもあり、プレビュー機能をオンにする。が有効化されていました。
最初からプレビューが有効になっているのはもしかしたら現在がプレビューなのかもしれません。本番環境ではオフにしておく必要があるかもしれませんね。
セキュリティセンターの項目にはタイムゾーン設定が。
タイムゾーン、いろいろなところにあるのでちょっと厄介ですね、、、
まだプレビューということで、リリースは少し先になるのかもしれませんが、内容としては管理者向けのセキュリティマニュアルを大幅に変更する必要があるようなので、早めに確認し、リリースに臨んだ方がよさそうです。
音楽:Mugen