Azure の管理センターを利用したことはありますか？
Azure には様々な機能があり、それらを統一したコンソールで処理できるようになっています。
その際の利用できるコンソールは Bash と PowerShell なのですが、それぞれ Web から直接呼べることが特徴になっていました。
この機能がなんと Microsoft 365 管理センターに搭載されるようになっていました。
管理センター上の右上、右から 4つ 目のコンソールボタンですね。
ボタンを押下すると以下のように Azure Colud Shell の起動である旨と、Bash 、 PowerShell の選択画面が出てきました。
残念ながらこの機能を利用するには Azure ライセンスを持っている必要があるようです。有効なサブスクリプションがないと以下のエラーが表示されました。
利用した場合は、 Azure のサブスクリプションを契約してみましょう。
初めての利用の場合、クレジットカードでユーザー認証を行う必要はありますが一定量無償で利用することができます。
Microsoft 365 としての Cloud Shell についての情報はまだあまりないのですが、基本以下の Azure Colud Shell と同様かと思います。気になる方は以下の資料を参照してみましょう。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/cloud-shell/overview?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
マイクロソフトは昔から GUI と CUI 両面で機能を用意してきました。場合によっては GUI に特化した機能もあるくらいに GUI 寄りだったのですが、最近は CUI にも力を入れていてよいバランスになってきています。
とくに一括した管理や自動化は GUI では難しい面もあるためこの機会に CUI の利用を覚えておきたいですね。
音楽：Next Time
