全くもってノーチェックの機能だったのですが、ちょっと意識しておく必要がありそうだったので今回話題に取り上げたいと思います。
それはセルフサービス購入という機能です。
この説明をみると、 Azure AD のユーザーであれば自身のクレジットカードを用いて製品を購入できるとあります。
イメージとしては Power Platform の従量部分を使い切ってしまい、ユーザー自身の判断でさらに利用したいときに使う機能という感じでしょうか。
この機能で購入したかどうかは管理センターの課金情報、お使いの製品からセルフサービスでフィルターすることで管理者が確認することができるようになっています。
実は 2021 年 4 月 19 日より、 Power BI と Attended RPA Power Automate がセルフサービス購入の対象となることがアナウンスされています。
このセルフサービス購入の機能を統制目的でオフにしておきたい場合は以下のサイトを参考に Power Shell を用いて停止しておく必要があるようです。
実態としてはこの機能を利用してもデータを移動できるようなわけではなく、組織のテナントを拡張して利用できるようになるだけなので実害はなさそうです。
あくまで統制をかけるかどうかという観点で、停止するかどうかを決定していく必要がありますね。
音楽:天下攻防