前回Office365 Proplusの認証を調べましたが、よくよく考えれば同じようにWindows10にもアクティベーションが存在しています。
このアクセス先はどのような形なのでしょうか。ということで調べてみました。
これも単純に調べても出てこず、エラーの観点で調べていったら見つかったという感じです。
https://support.microsoft.com/en-us/help/921471/windows-activation-or-validation-fails-with-error-code-0x8004fe33
このサイトでは証明書失効チェックが行われた際にエラーとなるケースの解説だったため、このURLに関する失効確認をやめてみようという内容だったのですが、そのまま接続先としてとらえて問題は無いでしょう。
そしてこの資料の中では、以下のアドレスが名前からしてライセンス認証の中核にいるように思えます。
https://activation.sls.microsoft.com/
https://validation.sls.microsoft.com/
https://activation-v2.sls.microsoft.com/
https://validation-v2.sls.microsoft.com/
この中で-v2となっているサイトについては、Hostsを記して別IPへ誘導しようとしても既定のIPアドレスに飛ばされるようになっているようです。
以下のようにHostsを記しても対応したIPアドレスには飛んでくれませんでした。
こういった仕様、あるんですねぇ。
アクティベーションに対する安全策という感じでしょうか。
OSの場合はインターネットに接続せずに利用するようなケースもあるため、電話を用いたライセンス認証なども行う方式が用意されてはいます。
しかしながら、インターネットを用いた認証が一番簡単ではあるため、上記URLについてアクセス許可ができるようであれば、積極的にアクセスできるようにしておくことをお勧めします。
音楽:Cantabile