Office365 ProPlusのライセンス認証が緩和されるようです

Office 365 ProPlusでは、1ユーザーが5台のPCにOffice 365 ProPlusをインストールすることができ、そのインストールを行ったユーザーに対してライセンスが発行(消費)されるという仕組みでした。

これが、2019年8月の月次チャネルより、ユーザーの利用ごとにライセンスが消費されるように変更となる旨が記されていました。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/Office-365-Blog/Office-365-Client-Licensing-and-Activation-Improvements/ba-p/763694

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言葉にするとわかりにくいのですが、いままでは6台目のPCでOffice365を利用しようとした際に1台目をログアウトしないと使えないエラーが表示されていたのですが、このエラー表示がなくなって、自動的に1台目のログアウトが行われるということとなるようです。

ユーザー側からすると同時利用は5台まででかわらずなので、不正利用を極力排除したうえで煩雑な使いまわしにおける対応をしなくてもよくなります。不正排除のためにユーザーの利便性が損なわれていた問題が解決するため、理にかなったチェックになるということですね。

この複雑さは共有PC利用の観点から生み出されていた苦肉の策だったので、うまくまとめてきたなーといった感じです。

(インストール時のアクティベーションはされるもののログイン時の確認は無かったため。おそらく認証の負荷軽減のためにこのアーキテクトになったのではないかと)

気になるのは、Officeアプリ利用時のインターネットへの確認がどの程度入るかというところでしょうか。

認証のトラフィックで埋め尽くされるような状況は回避したいところですからね。

いずれにせよ8月のリリースはかなり面白い感じにまとまっていそうなので、チェックをしっかりしていきたいと思います。

音楽:PEARLS