Office365 組織ブランドの最新状況

Office365では、ユーザーの組織に対する仕組みであることを簡単に示すためのブランド化という仕組みが備わっています。

ログイン画面やOffice365のヘッダーに会社名やロゴを埋め込むための機能なのですが、時々設定箇所が変わり、会社のロゴなどがいつの間にか表示されなくなるといったことが起きたります。

というわけで、2019年6月現在の設定か所を見ておきましょう。

まずはログイン画面。パスワードを入力するためのフォームに背景画を付けることができます。これは、Azure Active Directory 管理センターより設定します。

以下の画面ですね。
ダッシュボードににある会社のブランド選択することで入ることが可能です。ここで背景画、ロゴを指定します。

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続いてMicrosoft 365 管理センター内の設定-組織のプロファイルを見てみましょう。

こちらには組織用のカスタムテーマという名前で、ブランド化の機能が備わっています。

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この設定項目では、Office365のヘッダーの左側の部分に画像を設定することができます。

また、背景画像を選択すると、ヘッダー全体に対する画像を置くイメージになります。横長ですね。

ちなみに背景画像はYammerでの実装はちょっと甘い感じになっており、通常のヘッダーの下に同サイズの画像余白が作成される形になります。2段組みですね。

この辺りは広く画面を使いたい人には合わないため、そのあたりを許容できるケースにのみ設定することをお勧めします。

ちょっと癖もありますが、会社のイメージを設定することで、今入っているOffice365がどこのものなのかわかるのは大きいです。

最近はOffice365を利用している会社が多くなってきたため、わかりやすい違いを付けておくことでテナント違いというミスを減らすことにもつながります。

是非会社のロゴを使ってみることをお勧めします。

音楽:星の木馬