Windows7のEOS、Office2010のEOSと、サポート終了の話題がつきないマイクロソフト製品ですが、実はSQL Server 2008/R2は一足先にサポート終了となることをご存知でしょうか?
2019年7月9日でSQL Server 2008/R2のサポートが終了します。
サポート終了の詳細としては、プレミア、Unifiedの両サポートからの対象外化とセキュリティアップデートの提供終了という観点となります。
すでにリリースから10年経ち、新しいバージョンも2012、2014、2016、2017、2019と続いている状況なので、バージョンアップさせるのが常套手段となっています。
とはいえ、エンタープライズの世界ではなかなかバージョンアップに踏み切れないケースも多々あり、それに呼応するように、Extended Security Updateが提供されています。
詳細は以下を確認するとわかりやすいですが、Azure上でSQL Serverを移設するか、ESUライセンスを購入し、オンプレサーバーに紐づけるかのどちらかで、最大3年間のサポート延長を得ることができます。
気を付けたいのは、ESUはセキュリティパッチの配布対象になるということと、プレミアサポートなどの対象にする権利を得ることができるということでしょうか。
有人サポートは権利のみなので、別途プレミアやUnifiedサポートが必要となるのです。
以下のQAを見ると価格感などもわかるようになっているため、SQL Serverを延命したい場合は参考にするとよいかと思います。
https://www.microsoft.com/ja-jp/cloud-platform/extended-security-updates
音楽:GO GO CACTUS MAN