数日前からうわさが出ていましたが、Microsoft EdgeがChromiumベースのエンジンを利用し再構築されるようです。
Edgeも世に出てから3年ほどたちますが、徐々に機能が拡張されて使いやすくなっていたものの、Chrome、OperaなどのChromiumベースブラウザに比べ普及率が低いという状況が長く続いていました。
という状況の中で、何と大胆にもEdgeの中身を入れ替えるという手法に出たという状況です。もともとEdgeHTMLという名前のエンジンが載っており、動画再生では驚異的なバッテリーの持ちをみせるなど、特色のあるブラウザの一つだったので、こういった方向になるという予想は正直していなかったですね。
JavascriptエンジンはChakraというものがEdgeでは採用されていましたが、この変更によってChromeに利用されているV8というものに変わるかもしれません。
基本的にはRFC準拠という形になるはずなので、エンジンが変わってもWebサイトの見た目は変わらないと思いますが、細かな動作の違いが出たりはするのかと思います。
また、IEやEdgeはAPIから利用できる利点もあるので、この辺りがどこまで実装されてくるのかなど気になる点が多々出てきますね。
なんにせよ2019年早々にはプレビューできるようになるとのことなので、首を長くして待ってみたいと思います。
音楽:MAGICSWEETS